【2024年7月17日抽選開始】御岳 THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS(御岳蒸留所)

発売情報
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御岳蒸留所

鹿児島県の御岳蒸留所より【御岳 THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS】の抽選が7月17日より開始。

九州では津貫、嘉之助に次ぐ三番目の蒸留所である、御岳(おんたけ)蒸留所。
シェリーの古樽のみの熟成といわれていましたが、2作目はバーボンバレルでのリリースとなりました。

抽選販売開始日時:2023年7月17日(水)

開始時間など、現在詳細は不明ですが、前回は公式オンラインショップからの抽選応募でした。

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1.メーカー

西酒造株式会社

所在地 鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17
創業 弘化2年(1845年)
事業内容 本格焼酎(富乃宝山など)日本酒、ウイスキー、ワイン、リキュール、スピリッツの製造販売

2.御岳蒸留所について

所在地 鹿児島県鹿児島市下福元町12300
操業開始 2019年

2011年2月に鹿児島ゴルフリゾートを取得。2019年、ゴルフリゾート内にウイスキーの蒸留施設を建設した。

本坊酒造のマルス津貫蒸溜所、小正醸造の嘉之助蒸溜所に続く鹿児島県3か所目の蒸留所となる。「御岳」とは桜島の事で、桜島の古来からの正式名のようです。毎分1,000L以上の天然軟水湧き上がる、錦江湾と御岳(桜島)を望む丘の上の蒸留所。

ポットスチルは初留機1基と再留機1基の合計2基。どちらもラインアームは上向きの設計で、重たい香味成分は落ち、『フルーティで深い香味成分』だけを取り出すような設計。すっきりとした口当たりのニューポットを使用し、芳醇なフルーツの香り、バランスの取れた香味、喉を滑るようなクリアな飲み口、が蒸留所の目指すウイスキーのスタイル。

2019年に合計24種類のボタニカルを抽出して出来上がったクラフトジン「尽~tsukusu~」を発売した事でも話題に。

画像出展:御岳蒸留所公式HP

3.商品スペック

引用:御岳蒸溜所公式HP

製品名 御岳THE FIRST EDITION BOURBON BARRELS
酒別 シングルモルトウイスキー
樽酒 バーボン樽
アルコール度数 43%
希望小売価格 14,300円(税込)

御岳が選ぶ、特別なバーボンバレル
御岳が魂を込めているのはニューポットだけじゃない。「樽」も、だいじな原料のひとつです。
私たちが選んだ特別なバーボン樽は、アメリカ・ケンタッキー州バーボン郡で製造されるバーボンウイスキーの熟成に使用された樽。
この地に足を運び、一樽一樽自らの目で見て、内面の焦げの香りを確かめ、
そこで働く人たちの人柄にも触れ、良質な1stFillバーボン樽のみを厳選しています。
さらに、樽のリペアについても、オリジナルオーダー。職人の手で一樽一樽ていねいにメンテナンスを仕上げています。
精魂込めて生み出した御岳のニューポットと御岳が選ぶ特別なバーボン樽の
“マリアージュ“をぜひお楽しみください。

テイスティングノート

ドライアプリコットやレーズンの甘い香りに加えて、ヘーゼルナッツ、ナツメグなど複雑で力強い香り高さがある。
味わいはスムーズで、フィニッシュに向けて風味が広がり、
スパイシーさをアクセントに感じながらもなめらかな後味へいざなう。

引用:御岳 THE FIRST EDTION BOURBON BARRELS | 西酒造株式会社 (nishi-shuzo.co.jp)

九州、沖縄地方のそのほかの蒸留所はコチラから

8. 九州沖縄の蒸留所 (原本)
8.九州・沖縄地方 8-1. 嘉之助蒸溜所 小正醸造㈱は、2021年8月1日をもって新設分割により、嘉之助蒸溜所におけるウイスキー製造事業を「小正嘉之助蒸溜所株式会社」へ承継させました。 鹿児島県の小正酒造は、1883年に創業した本格焼酎「...

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.46 2024年10月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第1弾]」
【第2特集】
「ガロア的 東京のバー、パブ巡り」
【連載】
「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」
前号からスタートしたこの連載。第2回では厚岸蒸溜所の樋田恵一氏を編集長がインタビューします。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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