アトラスの『真・女神転生Ⅴ Vengeance』と三郎丸蒸留所がコラボレーションしたウイスキーが発売開始。
現在コラボレーションは第1弾のブレンデッドウイスキーがすでに発売開始。続くリリース第二弾、第三弾、第四弾では、本作品に登場するキャラクターをモチーフにしたシングルモルトの発売が予定されています。
1.公式販売について
若鶴酒造オンラインショップ「私と、ALC」の特設ページより販売受付。
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在庫がなくなり次第の終了となっております。
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2.『真・女神転生Ⅴ Vengeance』×三郎丸蒸留所コラボウイスキー
株式会社アトラスが手掛ける人気の RPG【真・女神転生】シリーズの最新作【真・女神転生V Vengeance】の世界をウイスキーで再現したコラボ商品です。ウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」のブレンダー&マネジャーである稲垣貴彦が「真・女神転生」シリーズの勧善懲悪に囚われないダークでアナーキーな世界観をイメージし組み上げました。
甘やかで芳醇なシェリー樽熟成原酒をさらに、スパニッシュオークのシェリー樽や赤ワイン樽で追加熟成を施した原酒など、ユニークな複数のシェリー樽熟成原酒を中心に据えています。
濃厚で魅惑的な味わいの中にスモーキーさが仄かに漂うブレンデッドウイスキーに仕上げました。引用:真・女神転生V Vengeance × SABUROUMARU – 三郎丸蒸留所 | 富山で、守り続ける。 富山から、変えてゆく。 (wakatsuru.co.jp)
製品名 | 「真・女神転生Ⅴ Vengeance × 三郎丸 ブレンデッドウイスキー」 |
酒 別 | ブレンデッドウイスキー |
原材料 | モルト、グレーン |
樽 種 | シェリー原酒メイン |
詰本数 | 不明 |
度 数 | 46% |
価 格 | 8,800円(税込) |
製造所 | 三郎丸蒸留所 |
製造者 | 若鶴酒造株式会社 |
3.三郎丸蒸留所について
三郎丸蒸留所
所在地 | 〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208 |
操業開始 | 1953年(2016年改修) |
1952年創業の北陸で唯一の蒸留所。
戦後の米不足のなか1952年にウイスキー製造免許を取得。以来、冬は日本酒を仕込みそれ以外の期間ウイスキーを蒸留。年間200仕込み。今後は300仕込みを計画中。
操業当初からスモーキーなウイスキーにこだわりアイラピーテッド麦芽と最近では富山県産ピーテッド麦芽で仕込んでいます。 自然の風味を生かすため、冷却濾過や着色は一切していないのが特徴です。
2018年、三宅製作所の最新のマッシュタンを導入。
2019年、地元企業の老子(おいご)製作所と協業して鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を開発。
2020年、木桶の発酵槽を1基導入。
他の蒸留所との大きな違いは世界初の鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を採用。
大きな特徴は3つ。
①鋳物工法により型による成形が可能になり短納期での製造が可能。また、低コストで十分な肉厚をもたせることができ、本体の高寿命化を期待できます。
②鋳造による自由な造形により様々な酒質を実現。また、パーツごとのユニット化により消耗した部品のみの交換や機能の拡張に対応します。
③銅が約90%、錫が約8%含まれる銅錫合金によりつくられています。錫は銅の約3倍の価格で取引される高級な金属です。
錫は古来より酒の味をまろやかにするといわれており、酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。ZEMONは銅と錫の2つの効果により高品質な蒸留酒の製造に貢献します。
引用:若鶴酒造公式HP
三郎丸蒸留所の情報はこちら↓もご覧ください。
4.真・女神転生V Vengeanceについて
1992年にスーパーファミコンで発売し、2022年に30周年を迎えたRPG『真・女神転生』シリーズ。
全世界累計1920万本以上を売り上げる同シリーズから、最新作『真・女神転生Ⅴ Vengeance』が2024年6月に発売。国内外のユーザーから高い評価を得た前作が、システムやシナリオ、あらゆる点の進化を果たし、現行マルチハードにて登場!
荒廃した東京で悪魔や神々を仲魔にして戦うというシリーズ特有の魅力的なゲーム性はそのままに、ハイクオリティな映像を融合させた、今までにない新しい悪魔体験をお届けします。引用:真・女神転生V Vengeance × SABUROUMARU – 三郎丸蒸留所 | 富山で、守り続ける。 富山から、変えてゆく。 (wakatsuru.co.jp)
三郎丸蒸留所は過去にもアトラス社の「ペルソナシリーズ」や「ギルティギアシリーズ」とのコラボ商品なども発売されていました。気になる方は↓の記事もご覧ください。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.46 2024年10月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第1弾]」
【第2特集】
「ガロア的 東京のバー、パブ巡り」
【連載】
「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」
前号からスタートしたこの連載。第2回では厚岸蒸溜所の樋田恵一氏を編集長がインタビューします。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。