JAL国際線にて嘉之助蒸溜所の「THE STORY OF KANOSUKE」JAL Limited Editionを、JAL国際線機内販売「事前予約サービス」、ならびにJALマイレージバンク(JMB)日本地区会員を対象とした抽選販売にて、限定488セットを販売。
1.THE STORY OF KANOSUKE
JALは嘉之助蒸留所の成り立ちと、独自のウイスキー造りに込められた情熱に共感し、鹿児島と世界を繋げる橋渡しの思いを込めて、このたび二代目嘉之助氏が世界へ挑戦した米焼酎 「メローコヅル エクセレンス」と、四代目芳嗣氏が満を持して世界に送り出す5年熟成「シングルモルト嘉之助THE STORY OF KANOSUKE」(*)の2本とテイスティンググラスのセットを「THE STORY OF KANOSUKE」JAL Limited Edition として販売する運びとなりました。
(*)「メローコヅル」を貯蔵していたアメリカンホワイトオークのリチャー樽で5年以上熟成させ、一つの樽からそのまま瓶詰した「嘉之助ウイスキー」の特徴を凝縮した唯一無二の希少なウイスキーです。
テイスティングノート
ウイスキーの色は、嘉之助蒸溜所の敷地内にある「THE MELLOW BAR」からの夕焼けのような赤みのかかった琥珀色。グラスに注ぐとリンゴ、シナモン、バニラ、キャラメル、まるで焼き菓子のような甘い香りが立ち上がります。口に含めばミルクチョコを思わせる甘みとリチャーカスクのオーキーがふくらみ、かすかにほうじ茶に芳ばしさが漂います。シトラスのほろ苦さから青リンゴの爽やかさをともなった甘い余韻が長くお楽しみいただけます。
製品名 | 「THE STORY OF KANOSUKE」JAL LIMITED EDITION |
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酒 別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
原材料 | モルト |
樽 種 | 焼酎リチャーカスクのシングルカスク |
販売数 | ー |
度 数 | 不明 |
価 格 | 54,000円(税込) |
製造所 | 嘉之助蒸溜所 |
製造者 | 小正嘉之助蒸溜所株式会社 |
2.嘉之助蒸溜所について
嘉之助蒸溜所
所在地 | 〒899-2421 鹿児島県日置市日吉町神之川845-3 |
操業開始 | 2017年 |
嘉之助蒸溜所は鹿児島県の西岸、吹上浜沿いの約9,000㎡の敷地に建っています。
コの字形で2階建ての本棟には蒸留設備のほかに、眺めのいいBARやオリジナルグッズを販売するショップなどがあります。
蒸留所の大きな特徴はポットスチル(蒸留器)が大・中・小と3基備えてあること。それぞれの容量は6000ℓ・3000ℓ・1600ℓです。
世界的にみてもクラフト・ディスティラリー(小規模蒸留所)は2基が一般的。ウイスキーは通常蒸留は2回行うが、2回目の蒸留(再留)の際にネックの形状や上部のラインアームの角度の異なるポットスチルを使用することで原酒の香りや味わいをより豊かに変化させることができるのです。
蒸留所の建つ吹上浜は”日本三大砂丘”の一つに数えられ、”日本の渚百選”にも選ばれています。砂浜の長さは南北約47kmにも及び海面から強い風が巻き上がり、蒸留所一帯は海からの細かな飛沫で真白な霧に包まれます。夏は暑く冬には0℃近辺まで冷え込んで雪が舞うことも珍しくない寒暖差のある土地柄です。
3.販売方法
①JAL国際線機内販売「事前予約サービス」
・対象者:JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員のお客さま
・対象便:2024年4月1日~5月31日の日本出発便
・予約方法:JAL国際線機内販売「事前予約サービス」にてご予約を承ります。ご利用方法:https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/jalshop/jizen/
・購入方法:ご搭乗便の機内にて客室乗務員より購入方法に関してのご案内書をお渡しします。
・ご注意:ご搭乗後に特設ページにてお支払い完了後にご指定の住所に配送します。
お届け先は日本国内のみとさせていただきます。
機内での商品受取りはできません。
②抽選販売
・対象者:2018年4月1日~2024年5月31日の過去6年間にJAL国際線・国内線(※)にご搭乗いただいた、JALマイレージバンク(JMB)日本地区会員のお客さま
※他社運航のJALコードシェア便は除く
・応募期間:2024年3月25日~5月31日 下記Webサイトよりお申込みください。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/121campaign/2024/kanosuke-ltd/
4.嘉之助蒸溜所のその他のウイスキー
4₋1.シングルモルト嘉之助
4-2.嘉之助 HIOKI POT STILL
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。