ジャパニーズバーボンスタイルという唯一無二を貫くWhiskey&Co.が早くも第二号蒸留所を2026年春を目処に開設
AMA Whiskey&Co.株式会社は、クラフト・スピリッツの製造・販売、そしてそれらを通じた地方創生事業を目的として、2024年6月、島根県隠岐郡海士町に設立されました。
海士町にてバーボンスタイルウイスキーづくりに挑む私たちはバーボンスタイルの象徴的なスペリングである、“Whiskey”の文字を社名に掲げています。
先行する【Whiskey&Co.=唯一無二のプロダクトを、仲間とつくり仲間を増やす】というコンセプトや静岡県三島市の蒸留所「Distillery Water Dragon」の製造ノウハウを継承発展させ、これまでになかったジャパニーズバーボンスタイルウイスキーを製造していきます。世界的評価を得ているジャパニーズウイスキーの歴史を次のステージに繋げるべく、私たちはAMAより世界に挑みます。
現在、2026年春のWhiskey&Co.第2号蒸留所「Distillery Drift Mark」のオープンに向けて、海士町および隠岐地域の皆様方から応援、ご支援をいただいております。
1.Whiskey&Co.株式会社について
2021年1月、「Japanese “Bourbon Whiskey” Style」を標榜し創業。
クラフトスピリッツ、特にバーボンスタイルウイスキーの製造・販売を中心に、都市型マイクロディスティラリーの全国展開による各地域の連動的活性化を目指す。
ブランドテーマは「Playful!!!」(アソビゴコロ)。本社所在地:東京都渋谷区神宮前2-13-18 木村ビル2F
代表取締役:大森 章平
設立: 2021年1月
業務内容:クラフト・スピリッツの製造・販売を中心とした、地方創生・リブランディング事業、酒類を中心としたブランドコンサルティング
GodSpirits(ゴッドスピリッツ)
この度、第2号蒸留所の操業に向けて、島の生産者の皆様との素敵なご縁に恵まれ、隠岐ならではのボタニカルをたくさん集めることができました。それらを大切に使い、当社初のプロダクトとなるクラフトジン「GodSpirits(ゴッドスピリッツ)」を発表いたします!
島の恵みをふんだんに生かしたクラフトジンを通してWhiskey&Co. Brands Networkが紡ぐ新たな物語の幕開けをご堪能ください。
静岡県三島市のWhiskey&Co.株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:大森章平)と提携し製造が実現したクラフトジン「GodSpirits(ゴッドスピリッツ)」。
島の豊かさ香るジン。隠岐で「ふくぎ」と呼ばれるクロモジをキーボタニカルに、海士町産の「崎みかん」、隠岐名産の海藻「アラメ」、そして海士町名産の塩の製造時に出る「にがり」を使用。
柔らかいグリーンな香りに、クロモジとみかんの柑橘感、甘みがほんのり残るフィニッシュに仕上げました。
古事記にも記載される神々の島として有名な隠岐島。その冒頭のイザナギとイザナミによる国生み神話によると、二人が淡路島、四国について三番目に生んだ島が「隠伎之三子島(オキノミツゴノシマ)」、現在の隠岐諸島と言われています。
海士町のある中ノ島の特徴であるカルデラ地形が生み出す荘厳な景観と、日本海のイメージとは一線を画す穏やかな水面。神々の島の名からもらったこのスピリッツのイメージとして、ラベルデザインを担当したWhiskey&Co.の蒸留家・三澤侑生がインスピレーションを得たのはChick Coreaの1972年の名盤「Return to Forever」
海の彼方に見える島影に差し込む陽光が照らすのは、海中に漂うようにうっすらと伺える龍の姿。静岡県三島市の第1号蒸留所である「Distillery Water Dragon」から始まった物語が、新たな地と出会い途絶えることなく続いていく、「永遠回帰」という言葉のイメージにも繋がるアートワークとなっています。
品目 | スピリッツ(ジン) |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
販売開始 | 2025年6月25日 |
製造 | Whiskey&Co.株式会社 |
販売 | AMA Whiskey&Co.株式会社 |
販売価格 | 5,500円(税別) |
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.50 2025年6月号
『ウイスキーガロア』6月号、巻頭特集はシングルモルトを世界に知らしめたディアジオ特集・後編。
メーカー別に蒸留所を集成・徹底解説する新シリーズ「スコッチ蒸留所名鑑」を始動。
第1弾ではスコットランドに30の蒸留所を擁するディアジオ社が登場!
最新号ではスペイサイド・アイラの20蒸留所を一挙掲載します。
[巻頭特集]
スコッチ蒸留所名鑑 [第1弾 ディアジオ 後編]
ディアジオ社の蒸留所を一挙紹介 <スペイサイド・アイラ編>
カードゥ/モートラック/クラガンモア/グレンエルギン/ローズアイル/カリラ/ラガヴーリン/ポートエレン/オスロスク/ベンリネス/ダルユーイン/ダフタウン/グレンダラン/グレンロッシー/マノックモア/リンクウッド/インチガワー/ストラスミル/グレンスペイ/ノッカンドオ
◆Chinese Whisky ――国家級 中国威士忌 最新事情
叠川(チュアン)蒸留所/沃林(オーリン)クーパレッジ/青島(チンタオ)蒸留所
◆日本のクラフト蒸留所最前線
新道蒸溜所/朝倉蒸溜所
◆ジャパニーズクラフトの開拓者たち[第6回] 小正嘉之助蒸溜所 小正芳嗣氏
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。