雑誌「TVガイド」を発行する㈱東京ニュース通信社が「日本が世界に誇る名品の数々を紹介 ジャパニーズクラフトウイスキー読本」 を4月2日(火)に発売。
世界5大産地(スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ)として高い評価を受けているジャパニーズウイスキー。昨今ではクオリティーの高い小規模蒸留所の設立も相次ぎ、世界中のウイスキーファンや投資家の注目を集めている。
本書では、大手酒造メーカーによるものではなく、「イチローズモルト」を造るベンチャーウイスキーなどに代表される小規模の蒸溜所で、丹精込めて作られた国産クラフトウイスキーを、その蒸留所とともに紹介していく。
日本の風土や、製造工程の特徴がより明確に現れるジャパニーズ・クラフトウイスキーの個性的な魅力を、様々な視点から一冊にまとめる、初心者からマニアまで必携の一冊。
1.商品情報
●発売日:2024年4月2日(火)※一部、発売日が異なる地域がございます
●定価:1,980円
●仕様:A5判、ソフトカバー、128ページ
●発行:東京ニュース通信社
●発売:講談社
全国の書店、ネット書店にてご予約いただけます。
2.著書で紹介される主なクラフトウイスキーの蒸留所と代表するブランド
※リンク先はすべて当HPの記事
蒸留所所在地 | 蒸留所名 | 主なブランド |
埼玉県 秩父 | 秩父蒸溜所 | イチローズモルト |
長野県 上伊那 | マルス信州蒸溜所 | 駒ヶ岳 |
富山県 砺波 | 三郎丸蒸留所 | 三郎丸 |
兵庫県 明石 | 江井ヶ嶋蒸溜所 | 江井ヶ嶋 |
宮崎県 児湯 | 尾鈴山蒸溜所 | OSUZU |
山形県 飽海 | 遊佐蒸溜所 | YUZA |
静岡県 静岡 | 静岡蒸溜所 | 静岡 |
鹿児島県 日置 | 嘉之助蒸溜所 | KANOSUKE |
広島県 廿日市 | 桜尾蒸留所 | 桜尾 |
福島県 郡山 | 安積蒸留所 | YAMAZAKURA |
滋賀県 長浜 | 長濱蒸溜所 | AMAHAGAN |
鹿児島県 南さつま | 津貫蒸溜所 | 津貫 |
北海道 厚岸 | 厚岸蒸溜所 | 厚岸 |
etc.
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号
【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー
【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス
【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。
【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。
【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。