2022年で6シーズン目を迎えるマルス津貫蒸溜所。
津貫蒸溜所にてCLAUDE WHISKYのプライベートボトルとして瓶詰め。津貫蒸溜所の蒸溜責任者、草野辰朗氏が、原料選定からミリング、糖化、醗酵、蒸溜を行い、シェリーホグスヘッドで約5年間熟成した原酒を瓶詰めしたシングルカスクです。
1.メーカー
本坊酒造株式会社
設立 | 1872年 |
本社所在地 | 〒891-0122; 鹿児島県鹿児島市南栄三丁目27番地 |
所有蒸留所 | マルス信州蒸溜所、マルス津貫蒸溜所 |
2.蒸留所
マルス津貫蒸溜所
所在地 | 〒899-3611 鹿児島県南さつま市加世田津貫6594 |
操業開始 | 2016年 |
南さつま市加世田「津貫」。ここ薩摩半島南西の緑溢れる山あいの中に佇む、本土最南端のウイスキー蒸留所「マルス津貫蒸溜所」。
薩摩半島南西部に位置する津貫は、万之瀬川支流の加世田川に沿って長くのびている盆地にあります。東を蔵多山(475m)、西を長屋山(513m)の山々に囲まれ、地形が盆地状のため、夏は暑く、冬の寒さは、南薩摩にあっては、ことのほか厳しい地域です。
良質な水資源(蔵多山湧水)もあり”天の恵み”といっていいほどの自然環境を有し、山の傾斜地を有効に利用したみかん栽培も盛んで、”津貫みかん”として知られています。
温暖な気候と良質な水資源に恵まれる津貫は、本坊酒造発祥の地。薩摩を代表する特産物「さつま芋」を使って焼酎造りを始めてから百有余年、この土地の水と気候風土を知り抜き、酒造りの伝統を今に伝える津貫の地で、ウイスキー造りに取り組んでいます。
引用:マルス津貫蒸溜所公式HP
3.商品名と写真
津貫シングルカスクシェリーホグスヘッド for CLAUDE WHISKY
Tsunuki Single Cask Sherry Hogshead for CLAUDE WHISKY
4.特徴
4-1.テイスティングノート
香り | レーズン、チョコレート |
味わい | 若干の粘度、ザクロのようなフルーツ、ビターチョコ、シロップ |
余韻 | ビターチョコのような甘みとほろ苦さ |
4-2.商品スペック
アルコール度数 | 58% |
酒別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
樽種 | シェリーホグスヘッド |
内容量 | 700ml |
販売本数 | 数量限定 |
希望小売価格 | 15,950円(税込) |
発売日 | 2022年1月26日 |
5.受賞歴
現時点では受賞歴はありません。
6.価格
6-1.メーカー希望小売価格
商品名 | 津貫シングルカスクシェリーホグスヘッド for CLAUDE WHISKY |
容量 | 700ml |
希望小売価格 | 15,950円(税込) |
6-2.メルカリでの転売価格
メルカリでの出品は現在確認できておりません。(※2022/2/2時点)
6-3.ヤフーオークション落札価格
ヤフーオークションでの出品は現在確認できておりません。(※2022/2/2時点)
6-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon
通販サイトでの出品は現在確認できておりません。(※2022/2/2時点)
6-5.BAR新海での提供価格
当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:4,290円 、30ml:2,860円、15ml:1,430円にて提供しております。
7.まとめ
ホグスヘッド使用の為、濃厚なシェリー感を体感することが出来ます。シェリー好きな方には是非お楽しみいただきたい一本です。
加水をすることでさらりとした舌触りになり、ほろ苦さが隠れ、甘みが増します。おすすめはストレート、トワイスアップ。
ちなみに、ホッグスヘッドとは、バーボン樽を一度解体して再度組み直した樽のこと。シェリー樽から作られるホッグスヘッドをシェリーホッグスヘッドと呼びます。
ウイスキーを詰めた重さが概ね豚1頭分になることから、ホッグスヘッド(豚の頭)と呼ばれています。
豚1頭分の樽のシングルカスクと思うと、その希少性がお分かりいただけるかと思います。
今回ありがたいことに、当店にて陳列させていただくことが出来たため、ウイスキーファンの皆様にお届けすることが叶いそうです。多くのウイスキーファンの方にお飲みいただく機会をお作りできることを嬉しく思います。
■本坊酒造の他のウイスキーに関する記事も是非ご覧ください。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号
【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー
【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス
【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。
【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。
【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。