笹の川酒造より、安積 RED IPAカスクが発売開始。樽の個性が詰め込まれた製品を紹介。
1.商品名と写真
YAMAZAKURA シングルモルトジャパニーズウイスキー 安積 RED IPA Cask Finish
YAMAZAKURA Single Malt Japanese Whiskey ASAKA RED IPA Cask Finish




2.安積 RED IPA Cask Finishの特徴
安積蒸溜所の1st Fill Bourbon Barrel熟成ノンピート原酒を福島県田村市都路のブルワリー「HOPGARDEN BREWERY」のBarrel Aged Imperial RED IPA樽にて追熟。
ライ麦や焙煎モルトも使用したRED IPA特有のスパイシー&スイートが、安積の甘く華やかな香味と融合。心地良いホップと柑橘系フレーバー、モルトと樽由来の自然な甘さが長く続きます。
引用:笹の川酒造Instagram
2-1.テイスティングノート
| 香り | 燻製レモン塩、酸味のあるライ麦パン、ブラッドオレンジジュース、ミントと白胡椒 |
| 味わい | 海外のオレンジ系の酸味、ペパーミント、サワークリーム、加水でローストナッツ |
| 余韻 | 印象的な酸味とスパイシーさの後に香ばしいモルト由来の甘みボリュームが残る |
2-2.商品スペック
| アルコール度数 | 55% |
| 酒別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
| 樽種 |
1st Fill バーボンバレル 5年2か月 Beer Cask (Imperial RED IPA) 1年2か月追熟 |
| 内容量 | 700ml |
| 販売本数 | 不明 |
| 希望小売価格 | 15,400円(税込) |
| 発売日 | 2026年7月 |
3.受賞歴
現時点では受賞歴はありません。
4.価格
4-1.メーカー希望小売価格
| 商品名 | YAMAZAKURA シングルモルトジャパニーズウイスキー 安積 RED IPA Cask Finish |
| 容量 | 700ml |
| 希望小売価格 | 税込:15,400円 |
4-2.メルカリでの転売価格
メルカリでの転売価格は現在確認できません。(※2026/7/1時点)
4-3.ヤフーオークション落札価格
ヤフーオークションでの落札価格は、確認できませんでした。(※2026/7/1時点)
4-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon
通販サイトでの販売は、確認できませんでした。 (※2026/7/1時点)
4-5.BAR新海での提供価格
当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:4,620円 30ml:3,080円、15ml:1,540円 などの少量でも提供しております。

5.笹の川酒造とは?
笹の川酒造株式会社
酒蔵として250年以上の歴史がある笹の川酒造。1946年にウイスキー製造免許を取得し、YAMAZAKURAシリーズなどのリリースを続け、2016年には創業250周年事業として「安積蒸溜所」を設立。
安積蒸溜所は「WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2022」にて「山桜 ブレンデッドモルトジャパニーズウイスキー 安積 シェリーウッドリザーブ」が、ブレンデッドモルトウイスキー部門で世界最高賞を獲得するなど、年々国内外での評価も高まってきている蒸溜所です。
2025年度のWWAでも全てGOLD以上を獲得する快挙を成し遂げています。
現在では「郡山ウイスキーコレクション」のイベント主催としても活動しており、人気を博している。
| 設立 | 1765年(明和2年) |
| 本社所在地 | 〒963-0108 福島県郡山市笹川1-178 |
| 所有蒸留所 | 安積蒸溜所 |
6.安積蒸留所
| 所在地 | 福島県郡山市笹川1-178 |
| 操業開始 | 1946年(旧設備)、 2016年4月(新設備)蒸留再開 |
1765年(明和2年)操業開始
1920年(大正9年)株式会社山口酒造店設立
1932年(昭和7年)山桜酒造合資会社設立
1946年(昭和21年)ウイスキー製造免許取得
1966年(昭和41年)笹の川酒造株式会社設立
1983年(昭和58年)ウイスキーモルト貯蔵庫竣工
1998年(平成10年)山桜酒造と笹の川酒造を合併、笹の川酒造株式会社を存続会社とする
2004年(平成16年)東亜酒造より貯蔵されていたウイスキーを預かる。
2005年(平成17年)ベンチャーウイスキーが企画した「イチローズモルト」を発売。(ボトル裏ラベルの製造者欄は笹の川酒造)
2016年(平成26年)安積蒸溜所が本格稼働。
1710年(宝永7年)に猪苗代湖の南に創業した山桜酒造が1765年に郡山に移転。
この山桜酒造が、戦後のアメリカ軍占領下で国策的に需要の増えたウイスキーの酒造免許を1946年に取得した事がきっかけでした。
戦中戦後の米不足から清酒の醸造が困難を極めたこともあり、戦後の欧米文化の流入がウイスキー造りに取り組む要因ともなりました。
昭和50~60年代、高度経済成長期において「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、東亜酒造、本坊酒造と共に笹の川酒造の「チェリーウイスキー」も人気を博しました。
しかし、低成長や嗜好の変化もあり不遇の時代を迎えると2003年には東亜も事業撤退を余儀なくされ、羽生の蒸留所にあった原酒樽を笹の川で預かることになります。
これが後に世界的な人気となる「イチローズモルト」が発売される大きな助けとなりました。
戦後より少量ながらウイスキー製造を続け、現在はスコッチタイプとケンタッキーより輸入したモルト使用の2タイプが使われています。
安積蒸溜所は江戸時代から続く日本酒の酒蔵「笹の川酒造」内にあり、2016年10月末に生産設備を整え秩父蒸溜所・肥土伊知郎氏の協力のもと稼働開始。
昔ながらの漆喰の白壁にポットスチルがよく映えます。
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画像出展:安積蒸溜所公式Facebook
安積蒸溜所の情報はこちら↓もご覧ください。

7.まとめ
樽熟成したインペリアルレッドIPAの珍しいタイプのビール樽を使用した今回の1本。
元のビールがライ麦や焙煎モルトを使用したRED IPAのためか、その由来のスパイシーさやいつもの安積の和柑橘とは違った一面を感じられます。
加水することで酸味が穏やかになり、より芳ばしいモルティなニュアンスが楽しめます。
まずはストレートで、徐々に加水しながら長くお愉しみいただけるウイスキーです。
■「安積蒸溜所」に関するその他の記事も是非ご覧ください。


最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.56 2026年6月号
[巻頭特集]
ウイスキーの原点、シングルモルト蒸留所の現在地を知る――
スコッチ蒸留所名鑑 第6弾 エンペラドール・ディスティラーズ/モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン
スピリッツメーカー2社の6蒸留所を一挙紹介!
ダルモア/アイル・オブ・ジュラ/タムナヴーリン/フェッターケアン
マグレンモーレンジィ/アードベッグ
[第2特集]
日本のクラフト蒸留所最前線
マルス駒ヶ岳蒸溜所/軽井沢ウイスキー蒸留所/御代田蒸留所
◆ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第8回 木内酒造 木内敏之
◆ウイスキー文化研究所設立25周年記念 ウイスキー激動の25年史
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。












