【山形発】月光川蒸留所ウィスキー仕込み開始

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月光川蒸留所

山形県遊佐町に楯の川酒造が手掛けるウイスキー蒸留所【月光川蒸留所】が鳥海山の伏流水を仕込みに使用したウイスキー製造をスタート。

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1.楯の川酒造とは?

山形県のオリジナル酒米を中心に使用し、現醸造はすべて純米大吟醸という、こだわりの日本酒『楯野川』は品評会でも非常に高い評価を得ています。

また、日本酒だけにとどまらず、地産地消のフルーツリキュール、マッコリ、梅酒なども手掛け、ついにウイスキー製造もスタートする老舗の酒造メーカーです。

天保3年(1832年)に上杉藩の家臣が庄内を訪れた際、その水質の良さに驚き、佐藤平四郎(初代蔵元)に酒造りを始めることを薦めたことをきっかけに酒母製造業を開業。そして、安政元年(1854年)に酒造業を開始。その翌年に荘内藩藩主酒井公が当家に訪れた際酒を献上したところ、大いに喜ばれ酒銘を「楯野川」とするよう命名されました。
山形県酒田市に位置する楯の川酒造は、現在までに六代続く歴史ある蔵元です。

引用:楯の川酒造公式HP

画像出展:楯の川酒造Facebook

会社名 楯の川酒造
所在地 〒999-6724 山形県酒田市山楯字清水田27番地
創業/法人設立 天保三年(1832年) / 昭和三十七年(1962年)11月22日

2.月光川蒸留所とは?

2021年12月に創業開始し、2023年10月からウイスキー仕込みが本格的にスタート。

月光川蒸留所は蒸留所の麓を流れる『月光川』がその由来。

山・川・海に囲まれた山形県遊佐町の蒸留所であり、その多様な自然環境に囲まれた風土はウイスキーにどのような風味をもたらすのでしょうか?

以下、蒸留所公式HPより抜粋

鳥海山の伏流水

庄内の食文化を形成してきた「神の山」鳥海山からの伏流水。
美しく澄んだこの伏流水の特徴を最大限活かしながら
きめ細かく上品な味わいを生み出していきます。

月光川流域の自然環境

山と川と海、多様な自然に囲まれた月光川蒸留所。
この地の風土が、この地に流れる時間が
私たちのウイスキーに個性を与えてくれます。

職人の手仕事

細部まで手をかけられる量しか造らない覚悟。
あくまで王道に、シンプルに、美しい味わいを追求する
お酒の質に真っ直ぐ向き合うことを、大切にしています。

引用:月光川蒸留所公式HP

画像出展:月光川蒸留所Instagram

会社名 月光川蒸留所株式会社
所在地 〒999-8531 山形県飽海郡遊佐町菅里字菅野37番14
創業 2021年12月

3.最後に

山形県遊佐町といえば㈱金龍の遊佐蒸溜所が手掛けるウイスキー【シングルモルトYUZA】があります。

【YUZA First Edition 2022】はインターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)2022でも「GOLD」を受賞し、すでに人気を博しております。

今回の月光川蒸留所はそんな遊佐蒸溜所と同町内での蒸留所となります。遊佐蒸溜所よりも海に近い月光川蒸留所はどのようなウイスキーを作り上げていくのでしょうか?

2022年12月2日,3日に開催される東京ウイスキーフェスティバルに出展が決定しており、ニューポットの出品があるようです。

 

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【2023年9月更新・全86ヵ所】日本のウィスキー蒸溜所一覧 (jpwhisky.net)

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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