【2024年10月12日開催】長濱フェス2024

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長濱蒸溜所

2024年10月12日(土)開催の長濱フェス2024。JR長浜駅直結のえきまちテラス長浜と長濱蒸溜所の 2会場で開催。フェス限定イベントも。

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1.長濱フェス開催概要

会場 〒526-0057
滋賀県長浜市北船町3-24えきまちテラス長濱
アクセス JR長浜駅直結
開催日時 2024年10月12日(土)

2022年から開催されている恒例イベント。JR長浜駅直結のえきまちテラス長浜にてフードやドリンクなどの出展があります。

2.開催イベント一覧

イベントごとに予約が必要となります。

金額などは記載がありますが、予約は長濱蒸溜所公式オンラインショップから可能となっています。

2-1.オリジナルボトル製作体験

蒸溜所イベントで大好評のオリジナルボトル製作体験をフェス限定の内容で開催!
オリジナルのブレンドレシピやラベルのシーリング体験などに加え、今回のイベントでははシングルモルト(500ml)1本を製作できる長濱フェス特別バージョン。世界で1本のみの特別なボトルを製作できます。

開催場所 えきまちテラス長浜1F 長浜カイコー
開催時間 1部 11:00~
2部 15:00~
定員 各回15名
金額 17,600円(税込)

2-2.ウイスキーセミナー&蒸溜所見学

長濱蒸溜所のこだわりのウイスキーづくりを詳しく解説!今回は普段なかなか感じることのない『発酵工程でのつくり分け』を深堀りします。ニューメイク3種のテイスティング付き。

開催場所 長濱蒸留所&レストラン
開催時間 1部 10:30~11:30
2部 12:00~13:00 
3部 14:30~15:30
4部 16:00~17:00 
定員 各回8名
金額 3,300円(税込)

2-3.長濱フェス2024 ビールセミナー&工場見学

蒸溜所の母体でもある長濱浪漫ビールのつくり方やこだわりなど、麦芽やホップなどの原材料に実際にふれていただきながら解説。現場にて製造者目線でお伝えいたします。出来立てのビールのテイスティング付き。

開催場所 長濱浪漫ビール&レストラン
開催時間 1部 11:00~12:00
2部 12:30~13:30 
3部 15:00~16:00
4部 16:30~17:30 
定員 各回8名
金額 2,200円(税込)

2-4.黒壁グラス製作体験 ロックグラス

長濱にある黒壁ガラス館の人気体験企画『カットグラス』を長濱フェスオリジナル企画として開催。
こちらの【ロックグラス】は下記のバリンチ体験(アマハガン ワールドブレンデッド シェリー 200ml×1本)とグラス体験のセットとなります。

開催場所 黒壁ガラス館 アトリエ ルディーク
※えきまちテラスより徒歩約10分
開催時間 1部 12:30~
2部 13:30~
3部 14:30~
4部 15:30~
定員 各回4名
金額 8,800円(税込)

2-5.黒壁グラス製作体験 ウイスキーグラス

黒壁ガラス館の人気体験企画『カットグラス』を長濱フェスオリジナル企画として開催。こちらの【ウイスキーグラス】は長濱蒸溜所限定のウイスキーグラスとグラス体験のセットとなります。

開催場所 黒壁ガラス館 アトリエ ルディーク
※えきまちテラスより徒歩約10分
開催時間 11:00~15:00
定員 30名
金額 3,300円(税込)

2-6.バリンチ体験

昨年の長濱フェスでご好評いただきましたバリンチ体験を200mlボトルにて3種類ご用意します。
・AMAHAGAN Islay Quartyer Cask
・AMAHAGAN Sherry Quartyer Cask
・長濱シングルモルト 
3種の中から好みの樽を選んで、ボトル詰め体験。(複数購入も可能)。自分で詰めたウイスキーをお土産や自宅で楽しめるイベント。
開催場所 えきまちテラス長浜
開催時間 11:00~18:00まで随時
定員
金額
 

2-7.竹生島ツアー

長濱蒸溜所の熟成庫のある竹生島のツアーイベント。えきまちテラスに集合し、長浜港まで徒歩で移動。長浜港から約30分のクルーズの後、竹生島に到着。
竹生島では島で熟成された特別なウイスキーのテイスティングと観光を楽めるイベント。

開催場所 えきまちテラス集合後竹生島
開催時間 1部 11:00~
2部 12:30~
定員 各回15名
金額 7,700円(税込)

3.長濱蒸溜所について

所在地 〒526-0056 滋賀県長浜市朝日町14-1
操業開始 2016年(平成28年)11月1日

滋賀県びわ湖北部にある日本最小クラスの長濱蒸溜所は、クラフトビールの醸造所とレストランを併設しています。大手ウイスキーメーカーを含めてもレストランを併設している蒸留所は少なく、クラフトウイスキー蒸留所となればごく稀な存在です。

設置された個性的なポットスチルの形状はウイスキーづくりのまさに原点を感じさせます。
長濱蒸溜所は元々は江戸時代から米蔵だったところを改修し、1996年からビールづくりが始まりました。その後、2016年にウイスキーづくりのための設備を導入。建物の中は吹き抜けになっていて、1階に糖化槽と蒸留器を設置、2階に粉砕機と発酵槽が設置してあります。
ポットスチルは初留2基、再留1基で、加熱方式は間接蒸気のひょうたんのような形をしたアランビックタイプのポットスチルで、ブランデーの蒸留に使われることが多いポットスチルを使用しています。このアランピックタイプのポットスチルは日本のクラフト蒸留所の中では現在長濱蒸溜所だけが使用しています。特徴としては、酒質がクリアで柔らかく雑味の少ないものが出来るメリットがあります。

創業から今に至るまでの間で試行錯誤が繰り返されました。大きな変更点は麦芽の粉砕比率を変更したり、発酵時間を当初60時間だったところを今では72時間に変更。また、蒸留器を2基から3基に増設。創業時は初留釜が1000リットル、再留釜が500リットルでしたが、再留釜も入れ替えて、3基全て1000リットルに統一。あとはスコットランドの蒸留所に倣って、再留器の洗浄をほとんどしていない。など、創業後およそ4年間で様々な変化をしてきました。

「一醸一樽」の精神のもとにウイスキーを作り続けています。

引用:ウイスキー|長濱浪漫ビール

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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