【2023年10月8日(日)開催】ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ福岡2023

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ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ福岡2023。2023年10月8日開催。開催内容やチケット購入方法を解説。​

2023年10月8日(日)「ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ福岡2023」の開催が決定しました。
「JWSジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ2023福岡」は、福岡と佐賀のバーテンダーによって結成されたJWS実行委員会によって運営される、ジャパニーズウイスキーに特化したイベントです。
ウイスキーを使用したカクテルやジャパニーズウイスキーのコレクターブース、フードブース、コーヒーやアイスクリームブースなど合計40のブースが出展予定となっています。
開催概要はこちら

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1.チケット購入方法

チケットぴあ、協力店舗(BAR)にて前売り券発売中。

チケットぴあ購入ページはこちら
JWS実行委員会メンバー店舗及び協力店舗は以下となります。

2.開催概要

出展ブースでのウイスキーの無料・有料試飲、フード類の有料提供、会場内でのオープンセミナー、JWSブースでのニューポットプラインドテイスティング(有料参加、賞品あり)、ハイボールブース、福岡を代表するカクテルバー5店舗による「ウイスキーカクテルブース」、ウイスキーの蒸留器制作メーカーによる無料セミナーやウイスキーを熟成させるために必要な樽を制作するメーカーによる無料セミナーなど内容盛りだくさんで魅力的な内容となっています。

会場〒810-0004  福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号 電気ビル 共創館 4F みらいホール
アクセス渡辺通駅直通
開催日時2023年10月8日(日)11:00~16:00
価格前売券:3,300円(税込) 当日券:4,400円(税込) 1,000名(予定)
主催ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ(JWS)実行委員会

2-1.出展ブースについて

主なウイスキー蒸溜所は下記参照。

ニッカウヰスキーキリンディスティラリー本坊酒造マルスウイスキー

ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所

安積蒸溜所厚岸蒸溜所ガイアフロー静岡蒸溜所長濱蒸溜所
三郎丸蒸留所SAKURAO DISTILLERY嘉之助蒸溜所八郷蒸溜所
井川蒸溜所新潟亀田蒸溜所久住蒸溜所新道蒸溜所
山鹿蒸溜所六甲山蒸溜所馬追蒸溜所吉田電材蒸留所
Komaki Distillery   

2-2.ボトル抽選販売について

福岡県初のウイスキー蒸留所「新道蒸溜所」の初リリースとなるウイスキーボトルが当イベントで数量限定で抽選販売。

2-3.当日イベントについて

【オープンセミナー】
ジャパニーズウイスキーを裏で支える縁の下の力持ち!
①蒸留器を製作している「三宅製作所」
②樽を製造している「有明産業」
 
【パネルディスカッション】
③2023年に100周年を迎えるジャパニーズウイスキーのこれまでとこれからについて、パネルディスカッションを開催。
■登壇予定

ニッカウヰスキー・チーフブレンダー:尾崎裕美氏
ウイスキー文化研究所代表:土屋守

3.最後に

今まで数多くのウイスキー試飲会がありましたが、蒸留器製造の「三宅製作所」や樽製造の「有明産業」などがこのようなイベントに参加するのは稀なことであり、とても貴重なイベントであることは間違いありません。

また、このイベントの目的について主催者側は「ジャパニーズウイスキーの更なる発展、及び新興蒸溜所の国内外への認知度を高め、定義を満たした真のジャパニーズウイスキーの認識が深まるよう、このイベントを通してご来場者の皆様とともに盛り上げ、高めていくことを目的としています。」と述べています。定義を満たした真のジャパニーズウイスキーの認識が深まることも目的のひとつになっているところは大変共感できる部分です。今もなお日本各地に続々と誕生しているウイスキー蒸溜所。まさに100か所に迫る勢いです。志しと拘りを持った蒸溜所がどれだけあるのか、ウイスキー愛好家のみなさんもそれぞれの蒸溜所を見極めていく時代へと変化していくのではないでしょうか。

■今後予定されているウイスキーフェスティバル

【2023年12月2日(土)・3日(日)開催】ウイスキーフェステ...
ジャパニーズウイスキー生誕100周年の今年。締めくくりは「ウイスキーフェスティバル」の東京会場で!!4年ぶりに「テイスティングセミナー」が復活するなどイベント目白押し!!

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

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この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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