【2月22日発売】FAR EAST OF PEAT THIRD BATCH&FOURTH BATCH

発売情報
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三郎丸蒸留所江井ヶ嶋蒸溜所

若鶴酒造株式会社の総合通販オンラインショップ「私と、ALC.」より、『FAR EAST OF PEAT THIRD BATCH』『FAR EAST OF PEAT FOURTH BATCH』の発売情報がリリースされました。発売日は2月22日。THIRD BATCHは限定600本。16,500円。FOURTH BATCHは限定5,000本。6,985円。

今回は若鶴酒造 三郎丸蒸留所江井ヶ嶋酒造株式会社 江井ヶ嶋蒸溜所の原酒交換。1980年代の地ウイスキーブーム以前よりウイスキー製造を行っていた蒸留所同士のコラボです。>

1月25日(火)15:00〜 2月8日(火)23:59まで抽選販売の申し込みが実施されていますので、お忘れなく。

1.FAR EAST OF PEAT THIRD BATCH

■商品コンセプト
2018年蒸留の三郎丸蒸留所へビリーピーテッドモルトと江井ヶ嶋酒造のバーボンカスク熟成ライトリーピーテッドモルトをセレクトしブレンドしました。江井ヶ嶋モルトの爽やかな中に複雑さを持つフルーティーさをどっしりとした三郎丸モルトが押し上げるしなやかで骨のある、日本のクラフト蒸留所同士の共演です。

引用:私と、ALC.

製品名

FAR EAST OF PEAT THIRD BATCH

酒 別 ブレンデッドモルトジャパニーズウイスキー
原材料 モルト
販売数 600本限定
度 数 50%
内容量 700ml
価 格 16,500円(税込)
蒸留所

三郎丸蒸留所 江井ヶ嶋蒸溜所

2.FAR EAST OF PEAT FOURTH BATCH

■商品コンセプト

2018年蒸留の三郎丸蒸留所へビリーピーテッドモルトと江井ヶ嶋酒造のバーボンカスク熟成ライトリーピーテッドモルトに加え、スコッチモルトを吟味してブレンド。モルト原酒のみを使い、華やかで多層的な味わいを目指しました。

引用:私と、ALC.

製品名

FAR EAST OF PEAT FOURTH BATCH

酒 別 ブレンデッドモルトウイスキー
原材料 モルト
販売数 5,000本限定
度 数 50%
内容量 700ml
価 格 6,985円(税込)
蒸留所

三郎丸蒸留所 江井ヶ嶋蒸溜所

3.購入方法

①WEB抽選

WEB抽選フォームはこちら

応募期間:1月25日(火)15:00〜 2月8日(火)23:59

※「私と、ALC.」オンラインショップ会員限定になります。会員登録がまだの方は、会員登録をお済ましください。

当選発表:2月10日(木)以降、当選者のみ応募フォームに入力したメールアドレスへ当選通知が送られます。

応募要項にクイズ(全5問)が設けられており、すべてのクイズに回答した上で、正解数に応じて抽選を行います。

応募はおひとり様1回まで。応募後のキャンセルや応募内容の変更は不可、また、クイズの内容のSNS等の公開は禁止されています。

抽選での販売は「THIRD BATCH」と「FOURTH BATCH」のセット 、23,485円(消費税込)の販売になります。

 

②三郎丸蒸留所で購入

2月22日の三郎丸蒸留所見学へお越しの方は、三郎丸蒸留所内にて購入することができます。

三郎丸蒸留所の見学は予約制となっております。2月22日の蒸留所見学の空き状況は残り僅かとなっていますので、見学をお考えの方はお早めに予約することをお勧めします。見学予約は2日前まで受け付けています。

蒸留所見学の空き状況はこちらから。

蒸留所見学の申し込み、問い合わせは下記まで。

<予約受付センター>

TEL:0763-37-8159(受付時間 月曜日~金曜日 9:30~17:00)

4.三郎丸蒸留所について

三郎丸蒸留所

所在地 〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208
操業開始 1953年(2016年改修)

1952年創業の北陸で唯一の蒸留所。
戦後の米不足のなか1952年にウイスキー製造免許を取得。以来、冬は日本酒を仕込み夏の間のみウイスキーを蒸留。年間200仕込み。今後は300仕込みを計画中。
操業当初からスモーキーなウイスキーにこだわりアイラピーテッド麦芽と最近では富山県産ピーテッド麦芽で仕込んでいます。 自然の風味を生かすため、冷却濾過や着色は一切していないのが特徴です。

2018年、三宅製作所の最新のマッシュタンを導入。
2019年、地元企業の老子(おいご)製作所と協業して鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を開発。
2020年、木桶の発酵槽を1基導入。

他の蒸留所との大きな違いは世界初の鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を採用。
大きな特徴は3つ。
①鋳物工法により型による成形が可能になり短納期での製造が可能。また、低コストで十分な肉厚をもたせることができ、本体の高寿命化を期待できます。
②鋳造による自由な造形により様々な酒質を実現。また、パーツごとのユニット化により消耗した部品のみの交換や機能の拡張に対応します。
③銅が約90%、錫が約8%含まれる銅錫合金によりつくられています。錫は銅の約3倍の価格で取引される高級な金属です。
錫は古来より酒の味をまろやかにするといわれており、酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。ZEMONは銅と錫の2つの効果により高品質な蒸留酒の製造に貢献します。
引用:若鶴酒造公式HP

三郎丸蒸留所の情報はこちら↓もご覧ください。

メーカー(蒸留所) 三郎丸蒸留所 | ジャパニーズウイスキ...
「三郎丸蒸留所」の記事一覧です。

5.若鶴酒造のラインナップ

【レビュー】三郎丸 玉兔 エディション 2021
1952年創業の北陸で唯一の蒸留所、三郎丸蒸留所。三郎丸蒸留所モルトをキーモルトに幅広い年代から原酒を吟味し平均酒齢が10年以上となるようにブレンド。木工の町井波で製造した焙煎樽熟成のスコッチグレーンやシェリーモルトが織り成す多層な香味が特徴です。
【レビュー】ムーングロウ リミテッドエディション2020
富山県の若鶴酒造が運営する三郎丸蒸留所より、2020年3月14日発売のムーングロウ リミテッドエディション2020。1990年蒸留の三郎丸蒸留所モルトをキーモルトに熟成年数が10年以上の原酒のみを使用。赤ワイン樽フィニッシュの芳醇なグレーンと、甘味を引き出すシェリー樽モルトが絶妙。

6.江井ヶ嶋蒸溜所について

江井ヶ嶋蒸溜所

所在地 〒674-0065 兵庫県明石市大久保町西島919
操業開始 1919年

1891年 焼酎貯蔵庫「二番蔵」完成 ※後にウイスキー貯蔵庫ともなる。
1919年 ウイスキー免許取得、蒸留所設立
 同年 地ウイスキー「ホワイトオーク発売」
1984年 新蒸留所竣工
2007年 初のシングルモルトウイスキー「あかし」8年発売

あかしが作られているのは兵庫県明石市の江井ヶ嶋にあるホワイトオーク蒸溜所。
現在は江井ヶ嶋蒸溜所と改名しており、その理由は外国人観光客に分かりやすくする為だそう。
国内において最も海に近い蒸溜所として有名かつ、シングルモルトウイスキーの蒸溜所としては日本最西端に位置している。
小さな漁村である江井ヶ嶋は1年を通して心地よい気候にあり、内海の明石海峡のすぐそばで、温暖な海洋性の気候の恩恵を受けています。
ウイスキーとワインの製造免許を取得したのが1919年。
日本で初めてウイスキーの蒸溜が行われたのは1923年山崎蒸溜所ですが、日本で初めてウイスキー蒸溜の特許を取得したのは1919年江井ヶ嶋蒸溜所(旧 ホワイトオーク蒸留所)でした。
1919年といえばジャパニーズウイスキーの父、竹鶴政孝氏がスコットランドへウイスキー蒸溜を学びに行っていた頃。
早い段階でホワイトオーク蒸溜所が存在したことに驚かされます。
しかし特許は取得したものの、正しいウイスキー造りの製法は伝わってきていなかったため、当時作られていたのはウイスキーを模倣したイミテーション・ウイスキーだったといわれています。

引用元:ホワイトオーク蒸留所公式HP

ホワイトオーク蒸留所の情報はこちら↓もご覧ください。

メーカー(蒸留所) 江井ヶ嶋蒸溜所 | ジャパニーズウイス...
「江井ヶ嶋蒸溜所」の記事一覧です。

7.江井ヶ嶋酒造のラインナップ

【レビュー】ホワイトオーク地ウイスキーあかし
華やかなモルトの香り。淡麗でやや辛口。気軽に飲める地ウィスキー。連続式蒸留機が生む甘い香りとなめらかな口当たり、英国産麦芽100%を原料に造ったスコッチタイプのブレンデッドウィスキーです。 モルトの香り華やかに、淡麗でやや辛口な気軽に飲んでいただける明石の地ウィスキーです。
【レビュー】あかし ダブルブレンダーズ モルトハーモニー
長濱蒸溜所で蒸溜されたノンピートモルト原酒と、江井ヶ嶋蒸留所で蒸溜したライトピーテッドモルト原酒をバーボン樽で4年間貯蔵した原酒と、ペドロヒメネス樽で4年間貯蔵した原酒を加え、海外産の4年貯蔵モルト原酒、5年貯蔵モルト原酒をブレンド。
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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
新海 博之

1981年7月17日 北海道北広島市出身
大学卒業後、NTTデータカスタマサービス㈱へ新卒入社。
2010年「麻布十番BAR新海」を開業 → 2016年、名物「薬膳カレー」を開発 → 2018年「虎ノ門BAR新海」、2019年には「芝大門BAR新海」を開業 → 2020年 ウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」をスタート。
バーテンダーの私達だから出来る事として、ジャパニーズウイスキーの魅力を日々発信する。

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