ブレンデッドウイスキー「玉兎(ぎょくと)2023 Edition」。若鶴酒造・三郎丸蒸留所より9月28日(木)発売。特徴や価格、購入方法を解説。
三郎丸蒸留所の公式HP・X (旧 Twitter)にて新商品「玉兎(ぎょくと) 2023 Edition」の発売情報と「Xプレゼントキャンペーン」の情報がリリースされました。
昨年の玉兎2022と同じく様々な種類の樽で作られた原酒をブレンドし、通常の三郎丸のスタイルとは少し違った、華やかで瑞々しく、甘やかな香味のブレンデッドウイスキーに仕上げているそうです。
発売日は2023年9月28日。Xプレゼントキャンペーンの抽選申し込みは9月21日(木)12:00~ 9月27日(水)23:59までとなります。
1.購入方法について
購入するには「私とALC」の会員登録が必須となります。予約申し込み時に会員顧客IDの入力が必要となりますので事前に登録しておきましょう。会員登録ページはこちら
購入ページはこちら。※9/28(木)12:30までページは表示されません。
販売開始:9月28日(木)12時30分~。
2.X(旧 Twitter)プレゼントキャンペーン
■プレゼント内容
抽選で1名に「玉兎(ぎょくと) 2023 Edition」
■応募方法
①三郎丸蒸留所公式Xアカウント「@SaburomaruD」をフォロー。
②2023年9月27日(水) 23時59分までに「キャンペーン該当ツイート」をリツイート。
※20歳未満の方はキャンペーンに参加できません。
■当選発表
2023年9月29日(金)に運営事務局から当選者の方へのみTwitterのDM(ダイレクトメッセージ)にて当選通知と発送先登録フォームのURLを送信。
※当選品の発送は2023年10月2日(月)以降を予定。
3.玉兎(ぎょくと)2023Editionの特徴
商品コンセプト :三郎丸蒸留所の2020年蒸留・バーボン樽熟成原酒、2017年蒸留・シェリー樽熟成原酒をキーモルトに、
リチャーフレンチオーク樽、国内ワイナリー赤ワイン樽など、多彩な樽で熟成された原酒を贅沢にブレンド。
通常の三郎丸のスタイルとは少し違った、華やかで瑞々しく、甘やかな香味のブレンデッドウイスキーに仕上げました。販売地域:全国、海外
引用:三郎丸モルトと多彩な樽で熟成された原酒を使用したブレンデッドウイスキー「玉兎(ぎょくと)2023 Edition」発売 | 三郎丸蒸留所
製品名 | 玉兎(ぎょくと) 2023 Edition |
酒 別 | ブレンデッドウイスキー |
原材料 | モルト、グレーン |
樽 種 | バーボン樽、シェリー樽、リチャーフレンチオーク樽、赤ワイン樽 |
詰本数 | 限定7,500本 |
度 数 | 46% |
価 格 | 希望小売価格:7,678円(税込) |
製造所 | 三郎丸蒸留所 |
製造者 | 若鶴酒造株式会社 |
4.三郎丸蒸留所について
1952年創業の北陸で唯一のウイスキー蒸留所。
戦後の米不足のなか1952年にウイスキー製造免許を取得。以来、冬は日本酒を仕込み夏の間のみウイスキーを蒸留。年間200仕込み。今後は300仕込みを計画中。
操業当初からスモーキーなウイスキーにこだわりアイラピーテッド麦芽と最近では富山県産ピーテッド麦芽で仕込んでいます。 自然の風味を生かすため、冷却濾過や着色は一切していないのが特徴です。
2018年、三宅製作所の最新のマッシュタンを導入。
2019年、地元企業の老子(おいご)製作所と協業して鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を開発。
2020年、木桶の発酵槽を1基導入。
他の蒸留所との大きな違いは世界初の鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を採用。
大きな特徴は3つ。
①鋳物工法により型による成形が可能になり短納期での製造が可能。また、低コストで十分な肉厚をもたせることができ、本体の高寿命化を期待できます。
②鋳造による自由な造形により様々な酒質を実現。また、パーツごとのユニット化により消耗した部品のみの交換や機能の拡張に対応します。
③銅が約90%、錫が約8%含まれる銅錫合金によりつくられています。錫は銅の約3倍の価格で取引される高級な金属です。
錫は古来より酒の味をまろやかにするといわれており、酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。ZEMONは銅と錫の2つの効果により高品質な蒸留酒の製造に貢献します。
引用:若鶴酒造公式HP
5.過去リリースされた三郎丸蒸留所のブレンデッドウイスキー
5-1.THE SUN 2022
5-2.INAZUMA ワールド ブレンデッドウイスキー エクストラ セレクテッド エディション No.3
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。