1947年に北海道札幌市で創業した石屋製菓が、厚岸蒸溜所とのコラボ商品を2021年12月13日にリリースしました。
「サロルンカムイ」を配合したミルクチョコレートをプレーンなラングドシャでサンド。サクサクとした軽い食感と、サロルンカムイのコクのあるミルクチョコレートのハーモニーが楽しめます。
北海道の大人気製菓メーカーと蒸留所のコラボは北海道好きな方には特に嬉しい企画。オンラインショップや札幌市の本店はもちろん、都内では銀座、新宿など、大阪では心斎橋などでも購入が可能です。なくなり次第終了になる限定商品ですが、現在まだ在庫はあるそうなので、お買い求めはお早めに。
1.サク(ラング・ド・シャ)(ウイスキー)

画像出展:石井製菓公式HP
商品名 | サク (ラング・ド・シャ)(ウイスキー) |
発売日 | 2021年12月13日 ※なくなり次第終了 |
価格 | 12枚入り 1,566円(税込) |
サイズ | 122×185×52(mm) (重量:240g) |
アレルギー(※28品目表示) | 卵、乳成分、小麦、大豆 |
↓取り扱い店舗はこちら↓
石屋製菓公式オンラインショップ | ISHIYA G |
ISHIYA 札幌大通本店 | 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西4丁目6−1 |
ISHIYA G GINZA SIX | 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10−1 GINZA SIX B2F |
エキュート東京 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目9−1 エキュート東京 1階 |
京王百貨店 新宿店 | 〒160-8321 東京都新宿区西新宿1丁目1−4中地階 菓子売場 |
ISHIYA G 大丸心斎橋店 | 〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目7−1 |
※取り扱い店舗の一部です。
2.石屋製菓
石屋製菓は、北海道札幌市に本社を置く製菓メーカー。代表銘柄に「白い恋人」があります。
「白い恋人」は、1976年12月に発売のラングドシャにチョコレートを挟み込んだ洋菓子。商品名の由来は、創業者がスキーを楽しんだ帰りに「白い恋人たちが降ってたきよ。」と何気なく言った一言によるとされています。
「北海道を訪れた人が、旅の思い出として買っていく。家庭や職場などで白い恋人を食べながら『北海道に行ってきたよ』と思い出を共有する。北海道土産のファーストチョイスとして選ばれていることを大事にしていきたい。」
という思いから、販売は北海道内、もしくは物産展や通販のみに限定していますが、現在でも年間2億枚を売り上げるほどの超人気商品になっています。
3.厚岸シングルモルトウイスキー サロルンカムイ
香り | 高級なストロベリーチョコレートを連想させる |
味わい | トップフレーバーはイチゴとチョコレートの要素が強い。黒糖、マーマレード、醤油、バタートースト様の香りも感じられる |
余韻 | 柑橘類、シュガーシロップの酸味と甘味、ホワイトペッパー様のスパイシー、 シトラスピール様ビターと微かなニッキ調の甘みが続く |
「サロルンカムイ」とは、アイヌ語で「タンチョウ」を指し、”湿地にいる神”という意味を込めていて、厚岸のウイスキー造りに適した環境を意味しているようです。
厚岸蒸溜所、厚岸シングルモルトのその他の情報は是非こちらもご覧ください。
[clink url=https://jpwhisky.net/2020/03/03/akkeshi_sarorunkamuy/]
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.40 2023年10月号
【巻頭特集】日本のクラフト蒸留所2023 前編 ―― 最新の現場12ヵ所をリポート
利尻蒸留所/八郷蒸溜所/小諸蒸留所/軽井沢ウイスキー蒸留所/御代田蒸留所/北軽井沢蒸留所/秩父蒸溜所/長濱蒸溜所/琵琶湖蒸溜所/Distillery Water Dragon/新潟亀田蒸溜所/越後薬草蒸留所
【特集】
・東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2023 授賞式リポート
・TWSC 2023ベスト蒸留所賞
・テイスター座談会 世界各国のウイスキートレンド
「ブランド解説」
・世界で最も風光明媚な地に立つ レイクス蒸留所からの最新リリース
「人気連載」
・土屋守の全国ぶらり旅 軽井沢編
・The Tasting 話題の30本をテイスティング!
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。