【レビュー】ザ・ニッカ リミテッド

ウィスキーレビュー
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所宮城峡蒸溜所
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ニッカウヰスキーより、シニアブレンダーとなった尾崎氏と新たにチーフブレンダーとなった井関氏の二人の共創による特別な『ザ・ニッカ』。特徴や味わい、商品情報などを紹介。

現在、国内では硬派なイメージの強いニッカウヰスキーですが、海外ではイノベーティブという評価を得ており、様々なカクテルに使用されているそうです。その感覚を味わってもらうために国内では二ッカウヰスキーのPOP UPバー、海外では多数のイベントなどを精力的に行っています。

シニアブレンダーとなった尾崎氏は本製品の製造に当たり、【襷(たすき)】と語ります。創業者の竹鶴政孝氏から繋がれてきたウイスキー造りへの思いを新たにチーフブレンダーとなった井関氏へつなげる。

井関氏は【礎(いしずえ)】と語り、繋がれてきたものを、その想いを全て乗せ、骨格があることで支えて更につなげることが出来ると語ります。

1.ボトルとラベルの写真

ザ・ニッカ リミテッド
THE NIKKA LIMITED

2.THE NIKKA LIMITEDの特徴

過去を受けとめ、現在を愉しみ、未来へつなぐ。


新旧交代の今こそ、世に問うワールドブレンデッド。
先人から受け継いだ仕事をやり遂げて次代に渡す者と、その仕事を受けとめさらに未来へつないでいく者。
前チーフブレンダー 尾崎裕美と、現チーフブレンダー 井関潤治。
それぞれ異なる道を歩みつつ、ウイスキーづくりの技術とサイエンス、人智を超えた原酒の変貌を探究しつづけてきた。

今だからこそ、このふたりだからこそ成し得た幸せな仕事。
ニッカウヰスキーの探究の現在地が、ここにある。

清々しく香る水楢新樽モルト、甘く誘う宮城峡モルト、
膨らみのあるベン・ネヴィスモルト、
トロピカルな余市モルト、新たな挑戦によるグレーン。
多彩な個性が、豊かに調和する。

引用:ニッカウヰスキー公式サイト

2-1.テイスティングノート

潮風を思わせるピートの香り、キャラメリゼしたクレームブリュレのような香ばしい甘さと共に、
胡麻の深みを感じる樽香と、青竹にも似た清冽な樽香が心地よく調和。
ワクシーなニュアンスが全体を包み込み、霞のかかった森のような印象を与えます。
フルーティーな甘さと、ダークチョコレートのようなビター感の中に
樽由来のウッディさが重なる、やわらかな厚みのある味わい。
穏やかなピートのコクと、ドライフルーツを思わせる甘さが心地よく続きます。

引用:ニッカウヰスキー公式サイト

2-2.商品スペック

アルコール度数 48%
酒別 ブレンデッドウイスキー
樽種
内容量 700ml
販売本数 不明
希望小売価格 165,000円(税込)
発売日 2025年2月3日

3.受賞歴

現時点では受賞歴はありません。

4.価格

4-1.メーカー希望小売価格

【エントリーでP5倍】【在庫限り・限定品】ザニッカリミテッド700ml箱入

商品名 THE NIKKA NINE DECADES
容量 700ml
希望小売価格 税込:165,000円

4-2.メルカリでの転売価格

メルカリでの転売210,000~230,000円程の価格で販売されてています。(2026/2/24時点)

4-3.ヤフーオークション落札価格

ヤフーオークションでの出品は、定価ほどで取引されています。(2026/2/24時点)

4-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon

定価で販売がありました。(2026/2/24時点)

4-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:49,830円、30ml:33,220円、15ml:16,610円 などの少量でも提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

5.メーカー

ニッカウヰスキー株式会社

設立 1934年(昭和9年)
本社所在地 〒107-8616 東京都港区南青山5丁目4番31号
所有蒸留所 余市蒸溜所、宮城峡蒸溜所、ベンネヴィス蒸留所

6.蒸留所

余市峡蒸溜所について

所在地 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6
操業開始 1936年

日本のスコットランドと称されている北海道の「余市蒸溜所」。マッサンこと竹鶴政孝により前身の大日本果汁株式会社が1934年に設立。 竹鶴政孝はスコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、様々な候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。 竹鶴政孝が最初の蒸留所で目指したのは、重厚で力強いモルトウイスキーづくりでした。本場スコットランドの蒸留所で学んだウイスキーづくりの手法を、一切の妥協を許さずそのまま再現することにこだわりました。そのこだわりの象徴が「ストレートヘッド型ポットスチル」と石炭直火蒸留です。それにより重厚で香ばしいヘビーピートの原酒が出来上がり、ピートの香りとソルティさを感じる個性的なシングルモルトが出来上がります。 竹鶴自らが学んだロングモーン蒸留所の方式にならい、この蒸留方法を採用。本物のウイスキーをつくるために必要なことであれば、たとえ非効率的であっても守り抜いていく。そんなニッカウヰスキーの原点とも言える情熱と竹鶴政孝の夢への思いが今もなお受け継がれています。

余市蒸溜所公式HPはこちら

余市蒸溜所の詳細情報は、こちらの記事もご覧ください。

余市蒸溜所
「余市蒸溜所」の記事一覧です。

宮城峡蒸溜所

所在地 〒989-3433 宮城県仙台市青葉区ニッカ1
操業開始 1969年(昭和44年)

北海道・余市で第一の蒸留所をスタートさせてから約30年。
「異なる蒸留所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになる」という信念を抱く竹鶴政孝にとって、第二の蒸留所はどうしても必要でした。

竹鶴が選んだ地は仙台・宮城峡。広瀬川と新川というふたつの清流に恵まれた緑豊かな峡谷。
竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流で持っていたブラックニッカを割って飲み、味わいを確認。
その場で蒸留所建設を決定したと言われています。

宮城峡蒸溜所が誇るのが「カフェ式連続式蒸留機」導入当時、すでに旧式とされていた蒸留機です。
旧式だからこそ雑味となる成分が残りやすいのですが、技術によってそれを原料本来の香りや甘みに変えることができるため、竹鶴はあえてこの旧式蒸留機を選びました。

宮城峡蒸溜所では、今なお竹鶴の情熱を受け継ぐ人々がウイスキーのおいしさを求め、さまざまな試みを続けています。

宮城峡蒸溜所のより詳しい情報はこちらから

宮城峡蒸溜所(ニッカウヰスキー)|蒸留所詳細情報
宮城峡蒸溜所の製造スペックや歴代マスターブレンダーまでの基本情報を網羅

7.まとめ

新たな新旧チーフブレンダーが手掛けた、連綿と続く竹鶴政孝氏の遺志を繋いできたニッカウヰスキーだからこそ出来上がった1本とも言えます。
余市、宮城峡、ベンネヴィス、新たなグレーンとこれまで培ってきたもので作り上げたニッカの特別な限定品。

過去から現在、そして未来へ。竹鶴氏の理想を礎に、世代を超えて紡がれてきた物語が、この一本の中に凝縮されています。ニッカが誇る特別な限定品を、ぜひお召し上がりください。

【レビュー】シングルモルト余市
2015年9月1日発売。シングルモルト余市。ストレートヘッド型ポットスチルと石炭直火蒸留ならではの重厚さと香ばしさ。ヘビーピートタイプの原酒が力強く主張し、新樽モルトとシェリー樽モルトのしっかりとしたボディ感とウッディな樽の風味、ピート香とソルティさを感じる個性的なシングルモルト。最新価格7700円(税込)
【レビュー】シングルモルト宮城峡
深みを増した、華やかさと軽やかさ「シングルモルト宮城峡」。ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所で造られる華やかでフルーティーな原酒にシェリー樽モルトと新樽モルトを加えたことで、軽快な中にも深みと厚みが生まれました。最新価格7700円(税込)
【レビュー】ニッカ ザ・グレーン
「ニッカ ザ・グレーン」は、2023年3月28日発売、13,200円(税込)。2021年から展開する“NIKKA DISCOVERYシリーズ”の第3弾商品としてリリース。ニッカウヰスキーが保有する“グレーンウイスキーの多様性”に着目し開発されたウイスキー。

最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.54 2026年2月号

巻頭は「スコッチ蒸留所名鑑」第4弾としてサントリーグローバルスピリッツの7蒸留所を大特集!

[特集]
◆日本のクラフト蒸留所最前線
火の神蒸溜所/マルス津貫蒸溜所/嘉之助蒸溜所
◆沖縄泡盛紀行
八重泉酒造/忠孝酒造/沖縄県酒造協同組合
◆世界でもっとも急成長を遂げるインドの「インドリ」ウイスキー
◆北アイルランドのウイスキー その特徴と10ブランドを紹介

[ブランド解説]
◆「ザ・ニッカ リミテッド」 次の100周年へ向かうニッカの“現在地”を表現

[イベントリポート]
◆初開催! ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2025
◆Whisky Festival 2025 in Tokyo

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
大石 竜平

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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