ニッカウヰスキーから『竹鶴ピュアモルトグランデ』が6/24より数量限定販売開始。過去に発売された別シリーズと共に紹介。
1.免税店向け製品『竹鶴ピュアモルト グランデ』
『竹鶴ピュアモルト グランデ』は「竹鶴ピュアモルト」の特徴である繊細な飲みやすさはそのままに、華やかな香りとフルーティーな味わいを際立たせました。穏やかな樽香とともに、柔らかな甘みと心地よい苦みの余韻が楽しめます。パッケージはシルバーを背景に「竹鶴」のロゴを堂々と配することで格式高く洗練されたイメージを表現しています。空港免税店をグローバル市場におけるお客さまとの接点と位置付け、8月以降は海外の空港免税店でも順次展開予定です。
「竹鶴ピュアモルト」は創業者・竹鶴政孝の名を冠したフラッグシップブランドで、ニッカウヰスキー北海道 余市蒸溜所とニッカウヰスキー仙台 宮城峡蒸溜所が保有するモルト原酒をブレンドしたピュアモルトウイスキーです。
ニッカウヰスキーの強みを生かした商品やウイスキーの多様な楽しみ方の提案に取り組むことで、グループ理念“Asahi Group Philosophy”で掲げる「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」の実現を目指します。
1-1.商品スペック
アルコール度数 | 45% |
酒別 | ブレンデッドモルト(ピュアモルト)ウイスキー |
樽種 | ー |
内容量 | 700ml |
本数 | 限定販売 |
価格 | 14,520円(税抜き) |
2.過去のグランデシリーズ
2-1.余市グランデ
『シングルモルト余市』の力強く、厚みのある味わいを支えるヘビーピートモルト原酒と新樽熟成モルト原酒の個性をより引き出した商品です。豊かな熟成香と穏やかな甘さ、芳醇な果実香の調和、やわらかくスモーキーな香り、モルトの香ばしさとほろ苦いピートが調和した、厚みのあるコク、ほのかなオークの甘さとウッディでふくよかな余韻が特長です。
2-2.宮城峡グランデ
『シングルモルト宮城峡』のエレガントで華やかな味わいを支えるシェリー樽モルト原酒と新樽熟成モルト原酒の個性をより引き出した商品です。シェリー樽由来のドライフルーツのようなスイートさとリッチな甘い香りと洋梨を思わせるフルーティーさと芳醇な味わい、カカオのような香ばしさと長く続くビターな余韻が特長です
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.50 2025年6月号
『ウイスキーガロア』6月号、巻頭特集はシングルモルトを世界に知らしめたディアジオ特集・後編。
メーカー別に蒸留所を集成・徹底解説する新シリーズ「スコッチ蒸留所名鑑」を始動。
第1弾ではスコットランドに30の蒸留所を擁するディアジオ社が登場!
最新号ではスペイサイド・アイラの20蒸留所を一挙掲載します。
[巻頭特集]
スコッチ蒸留所名鑑 [第1弾 ディアジオ 後編]
ディアジオ社の蒸留所を一挙紹介 <スペイサイド・アイラ編>
カードゥ/モートラック/クラガンモア/グレンエルギン/ローズアイル/カリラ/ラガヴーリン/ポートエレン/オスロスク/ベンリネス/ダルユーイン/ダフタウン/グレンダラン/グレンロッシー/マノックモア/リンクウッド/インチガワー/ストラスミル/グレンスペイ/ノッカンドオ
◆Chinese Whisky ――国家級 中国威士忌 最新事情
叠川(チュアン)蒸留所/沃林(オーリン)クーパレッジ/青島(チンタオ)蒸留所
◆日本のクラフト蒸留所最前線
新道蒸溜所/朝倉蒸溜所
◆ジャパニーズクラフトの開拓者たち[第6回] 小正嘉之助蒸溜所 小正芳嗣氏
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。