空港免税店向け【2022年4月12日発売】シングルモルト余市グランデ・シングルモルト宮城峡グランデ

発売情報
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所宮城峡蒸溜所

アサヒビール株式会社の公式HPにてシングルモルト余市グランデ・シングルモルト宮城峡グランデ」の発売情報がリリースされました。
発売日は2022年4月12日。数量限定、定価10,000円(税抜)。空港免税店向け商品。

 

余市宮城峡のそれぞれのブランド個性をさらに際立たせたボトル。余市で言えば「ピート」、宮城峡で言えば「エレガント」な部分にあたるのでしょうか。
どちらのボトルも香味成分がより豊富に残る“ノンチルフィルタード製法”を採用。ろ過工程を冷却せずに常温で行うことでより豊かな香りと複雑な味わいを実現。

 

商品名の「グランデ」は日本人だけでなく海外の人向けに商品特長を判りやすくするためのようです。

空港免税店向けなので一般入手は難しそうなボトルですが、海外に行くご予定がある方は是非チェックしてみてください。

1.シングルモルト余市グランデ

 『シングルモルト余市』の力強く、厚みのある味わいを支えるヘビーピートモルト原酒と新樽熟成モルト原酒の個性をより引き出した商品です。豊かな熟成香と穏やかな甘さ、芳醇な果実香の調和、やわらかくスモーキーな香り、モルトの香ばしさとほろ苦いピートが調和した、厚みのあるコク、ほのかなオークの甘さとウッディでふくよかな余韻が特長です。
引用:ニュースリリース|アサヒビール

製品名シングルモルト余市グランデ
酒 別シングルモルトウイスキー
原材料モルト
樽 種
詰本数数量限定
度 数47%
価 格希望小売価格:10,000円(税抜)
製造所余市蒸溜所
製造者ニッカウヰスキー株式会社

2.シングルモルト宮城峡グランデ

 『シングルモルト宮城峡』のエレガントで華やかな味わいを支えるシェリー樽モルト原酒と新樽熟成モルト原酒の個性をより引き出した商品です。シェリー樽由来のドライフルーツのようなスイートさとリッチな甘い香りと洋梨を思わせるフルーティーさと芳醇な味わい、カカオのような香ばしさと長く続くビターな余韻が特長です。
引用:ニュースリリース|アサヒビール

製品名シングルモルト宮城峡グランデ
酒 別シングルモルトウイスキー
原材料モルト
樽 種
詰本数数量限定
度 数48%
価 格

希望小売価格:10,000円(税抜)

製造所宮城峡蒸溜所
製造者ニッカウヰスキー株式会社

3.余市蒸溜所について

日本のスコットランドと称されている北海道の「余市蒸溜所」。マッサンこと竹鶴政孝により前身の大日本果汁株式会社が1934年に設立。 竹鶴政孝はスコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、様々な候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。 竹鶴政孝が最初の蒸留所で目指したのは、重厚で力強いモルトウイスキーづくりでした。本場スコットランドの蒸留所で学んだウイスキーづくりの手法を、一切の妥協を許さずそのまま再現することにこだわりました。そのこだわりの象徴が「ストレートヘッド型ポットスチル」と石炭直火蒸留です。それにより重厚で香ばしいヘビーピートの原酒が出来上がり、ピートの香りとソルティさを感じる個性的なシングルモルトが出来上がります。 竹鶴自らが学んだロングモーン蒸留所の方式にならい、この蒸留方法を採用。本物のウイスキーをつくるために必要なことであれば、たとえ非効率的であっても守り抜いていく。そんなニッカウヰスキーの原点とも言える情熱と竹鶴政孝の夢への思いが今もなお受け継がれています。

余市蒸溜所公式HPはこちら

4.宮城峡蒸溜所について

北海道・余市で第一の蒸留所をスタートさせてから約30年。 「異なる蒸留所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになる」という信念を抱く竹鶴政孝にとって、第二の蒸留所はどうしても必要でした。 竹鶴が選んだ地は仙台・宮城峡。広瀬川と新川というふたつの清流に恵まれた緑豊かな峡谷。竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流で持っていたブラックニッカを割って飲み、味わいを確認。その場で蒸留所建設を決定したと言われています。 宮城峡蒸溜所が誇るのが「カフェ式連続式蒸留機」。 導入当時、すでに旧式とされていた蒸留機です。旧式だからこそ雑味となる成分が残りやすいのですが、技術によってそれを原料本来の香りや甘みに変えることができるため、竹鶴はあえてこの旧式蒸留機を選びました。宮城峡蒸溜所では、今なお竹鶴の情熱を受け継ぐ人々がウイスキーのおいしさを求め、さまざまな試みを続けています。

画像出展:宮城峡蒸溜所|NIKKA WHISKY

5.余市・宮城峡の限定シリーズのラインナップ

5-1 余市ノンピーテッド

味わいはノンピートとは言え、さすが余市と言わんばかりの石炭直火蒸留のモルトのパワフルな主張を感じながらも全体的にはほんのりと甘く、フルーティな香りのあとにバタートーストのような甘く香ばしい香りも出てきます。次第にビターな余韻へと変化していきます。全体をうまくまとめ上げているのが甘さであり、今までの余市に無いフルーティで全体を包み込むような甘さでまとまったウイスキーで、今までの余市とは一味違う感じです。

 

 

 

 

 

【レビュー】シングルモルト余市ノンピーテッド
2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原料や発酵などの製造工程によるウィスキーのつくり分けの歴史が生み出す奥深さに焦点を当てた“NIKKA DISCOVERYシリーズ”第1弾商品です。ウィスキーの多様性や奥深さ、意外性を「発見する」シリーズ。

5-2 宮城峡ピーテッド

本来は華やかでフルーティな宮城峡を、敢えてピーテッドモルトのみを使用。宮城峡の個性を活かしつつもピートを加えることで宮城峡モルトの芳醇で軽やかな甘さの中にしっかりピートも味わえるバランスの良いウイスキーです。

香りはピートはやや隠れていて樽香やバニラの甘さを感じやすいですが、時間が経つにつれて心地よいピートが前面に出てきます。味わいはピートを軸としてベリー系の濃い甘酸っぱさやバニラの甘さ、カカオチョコレートの濃厚な甘さなどが織り交ぜられつつも最後はまたピートが主張してきます。

 

 

【レビュー】シングルモルト宮城峡ピーテッド
“NIKKA DISCOVERYシリーズ”第1弾の今作はフィニッシュは行わず、「原材料の違い」によって、シングルモルト宮城峡の魅力を活かしつつ、隠れていた意外な個性を引き出したウィスキーです。ラベルはピートをイメージしたアースカラーと上質な白を採用。ボトルは透明瓶を使用。

5-3 余市アップルブランデーウッドフィニッシュ

力強く厚みのある味わいの『シングルモルト余市』を、アップルブランデーの樽でさらに熟成させることで、芳醇な甘さとピートのコクが調和した味わいを実現しました。りんごのコンポートのような甘い芳香とモルティで豊かな香り、アップルパイやフルーツクッキーを思わせる焼き菓子のような香ばしくスイートな味わいで、ほのかなピートと麦の甘さが心地よく続きます。

 

 

 

 

 

【レビュー】シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッ...
ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝と妻リタの結婚100周年、2020年3月24日発売。余市アップルブランデーウッドフィニッシュ。限定6,700本。アップルブランデーを28年以上熟成させていた樽で約6か月間さらに熟成。甘い芳香で豊かな香り。香ばしくも芳醇な甘さと余市のピートのコクが調和した味わい。


5-4 宮城峡アップルブランデーウッドフィニッシュ

華やかで軽やかな味わいの『シングルモルト宮城峡』を、アップルブランデーの樽でさらに熟成させることで、爽やかな甘さとやわらかな渋みが調和した味わいを実現しました。落ち着いたウッディな樽の香りと甘く華やかな香り、フレッシュなりんごのみずみずしさ、フルーツケーキを思わせる甘酸っぱい味わいで、樽のほろ苦さと甘さが、シナモンのようなスパイシーさとともにゆっくり続きます。

 

 

 

 

【レビュー】シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニ...
宮城峡アップルブランデーウッドフィニッシュは、ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝と妻リタの結婚100周年、2020年3月24日発売。限定6,700本。アップルブランデーを28年以上熟成させていた樽で約6か月間さらに熟成。フルーティさとアップルブランデーの甘さが相まった甘い香りとそれでいて爽やかな甘さとやわらかなウッディの渋みが調和。

5-5 余市マンサニーリャウッドフィニッシュ

力強く厚みのある味わいの「シングルモルト余市」を、マンサニーリャ樽でさらに熟成させ、フルーティーな甘さとコク、香ばしいピートが調和した味わいが特長です。ピーチやパパイヤのようなトロピカルフルーツの香りと、ショートケーキを思わせる甘酸っぱい香りに加え、焚火を思わせるようなピートの余韻をお楽しみいただけます。

 

 

 

 

 

 

【レビュー】シングルモルト余市 マンサニーリャウッドフィニッシュ
シングルモルト余市を50年間熟成させたマンサニーリャ樽でさらに熟成させフルーティーな甘さとコク香ばしいピートが調和した味わいで冷却ろ過を行わずにボトリング。限定4000本のみ販売され。現在オークション等で価格高騰しているが、生産数が少ない為、高値でも見つけること自体が困難となっている


5-6 宮城峡マンサニーリャウッドフィニッシュ

華やかで軽やかな味わいの「シングルモルト宮城峡」を、マンサニーリャ樽でさらに熟成させ、まろやかな甘さとやわらかな苦みが調和した味わいが特長です。ドライフルーツや、ココナッツ、ミルクチョコレートを思わせる甘い香りに加え、樽由来の少しほろ苦い余韻をお楽しみいただけます。

 

 

 

 

 

 

【レビュー】シングルモルト宮城峡 マンサニーリャウッドフィニッシ...
華やかで軽やかな味わいの「シングルモルト宮城峡」を、50年間使用され続けたマンサニーリャ樽でさらに熟成させ、まろやかな甘さとやわらかな苦みが調和した味わいが特長。ドライフルーツや、ココナッツ、ミルクチョコレートを思わせる甘い香りに加え、樽由来の少しほろ苦い余韻を楽しめる


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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.44 2024年6月号

【巻頭特集】
ジャパニーズウイスキー、次の100年。【第2弾】
日本のグレーンウイスキー蒸留所
日本独自のグレーンウイスキー造りの可能性を検証。大手3社を含め、18の蒸留所のグレーンウイスキー造りについて紹介します。また、富士御殿場蒸溜所でブレンダーを務める竹重元気氏と土屋守編集長の特別対談もお届けします。

【第2特集】
沖縄 泡盛・ウイスキー紀行 & 宮古島 スピリッツ・泡盛紀行
沖縄本島および宮古島を巡り、個性的な蒸留酒造りを紹介します。

【編集長インタビュー】
サントリーが見据えるジンの未来予想図 その展望と戦略
ポール・ジョン 海辺の気候風土をまとったインド産シングルモルト

【企画】
マスター・オブ・ウイスキーの肖像
史上最多の合格者4名一挙インタビュー。それぞれの素顔に迫ります。

日本のクラフト蒸留所最前線 阿波乃蒸溜所
徳島県阿波市の吉野川沿いに誕生した、四国初のクラフトウイスキー蒸留所を取材。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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