【発売情報】シングルモルト嘉之助 PEATED

発売情報
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嘉之助蒸溜所

嘉之助蒸溜所の定番品である「シングルモルト嘉之助」から、数量限定でPEATEDが2025年5月22日 (木) 。

鹿児島・吹上浜の潮風が育む優雅で上品な味わいのKANOSUKEのフラッグシップ商品 「シングルモルト嘉之助」。人気のこの商品のピーテッドver.が発売。公開されている情報を紹介いたします。

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1.シングルモルト嘉之助 PEATED

潮風まとう、メローなピーテッド・ジャパニーズウイスキー
2025年5月22日(木)より 「嘉之助シングルモルト PEATED」が発売となります。
鹿児島・吹上浜の潮風が育む優雅で上品な味わいのKANOSUKEのフラッグシップ商品 「シングルモルト嘉之助」シリーズから新たに発売となる数量限定のピーテッド・ジャパニーズウイスキーです。
ジューシーで、程よくピーティー シングルモルト嘉之助の進化形
カシスのような甘酸っぱさに、ハーブやシトラスのフレッシュなアロマ、洋ナシのようなジューシ一な甘さが広がります。そこにピート由来のベーコンの旨味や、ほのかな塩気が重なり、リッチで奥行きのある味わいに。
「嘉之助 シングルモルト PEATED」は、ストレートやロックはもちろん、喉越しの爽やかなハイボールは夏には特におすすめです。スモークナッツやベーコンバーガー、海辺で楽しむ海鮮バーベキューなどとも抜群の相性です。
リッチでフルーティーな「シングルモルト嘉之助」のメローな口当たりはそのままに、試行錯誤の末たどり着いた、やわらかく膨らむスモーキーなフレーバーの心地良い調和。
潮風まとう、メローなピーテッド・ジャパニーズウイスキーを、この夏、ゆったりとお楽しみください。
TASTING NOTE
COLOUR: 淡いべっこう色
AROMA: カシス、キャラメル、ハニーバター、バゲット、優しいかつおだし
PALATE: カリン飴、洋梨、金柑のコンポート、スモークベーコン、塩飴、きな粉
FINISH: カリンの酸味と仄かなシトラス ビターが次の一杯を誘う
 
アルコール度数 48%
酒別 シングルモルトジャパニーズウイスキー
樽種 キーモルト:アメリカンホワイトリチャーカスク
内容量 700ml
希望小売価格 10,450円(税込)
発売日 2024年10月中旬

2.

嘉之助蒸溜所について

嘉之助蒸溜所は2017年に操業を開始。
鹿児島県の西岸、吹上浜沿いの約9,000㎡の広々とした敷地に建っており各施設が点在します。コの字形2階建ての本棟には蒸留設備のほか、眺めのいいバーやオリジナルグッズの揃うショップなどを設け、訪れた方々に身近にウイスキーづくりを体感いただける蒸留所になっています。

嘉之助蒸溜所の大きな特徴は3基のポットスチル(蒸留器)を備えていること。それぞれの容量は6000ℓ・3000ℓ・1600ℓ。世界的にみても、クラフト・ディスティラリー(小規模蒸留所)では2基が一般的です。ウイスキーは通常2度の蒸留を行いますが、嘉之助蒸溜所では2回目の蒸留(再留)の際にネックの形状や上部のラインアームの角度の異なるポットスチルを使用することで、原酒の香りや味わいに変化を持たせた原酒の作り分けを実現しています。

メーカー(蒸留所) 嘉之助蒸溜所 | ジャパニーズウイスキ...
「嘉之助蒸溜所」の記事一覧です。

現在は第二蒸留所となる日置蒸溜蔵というグレーン工場も。もともと、小正酒造の看板商品である「小鶴」シリーズを生み出してきた焼酎蔵であり、「KOMASA GIN」も同蒸留蔵で作られたもの。2嘉之助蒸溜所に続き、2020年に日置蔵でもウイスキー製造免許を取得し、グレーンウイスキーの製造を開始。すでに日置で蒸留されたウイスキーも販売されました。

【12月1日発売】嘉之助 HIOKI POT STILL【日置蒸...
12月1日に小正嘉之助蒸溜所より、「嘉之助 HIOKI POT STILL」が発売されました。価格は、12,100円(税込)。嘉之助蒸溜所がウイスキー製造免許を取得したのち、もともと焼酎蔵であった日置蒸溜蔵でも2020年にウイスキー製造免許を取得。今回はその第一弾。今後のウイスキー「嘉之助シリーズ」の新たな製品として加わります。

その他の嘉之助製品はコチラもご覧ください。

 

【レビュー】嘉之助 DOUBLE DISTILLERY
小正嘉之助蒸溜所が手掛ける嘉之助蒸溜所と日置蒸溜蔵のブレンデッドウイスキー、嘉之助DOUBLE DISTILLERYがついに発売。価格は14,300円(税込)。
【レビュー】シングルモルト嘉之助
シングルモルト嘉之助は、嘉之助蒸溜所の定番フラッグシップ商品として2023年1月18日発売。9,900円(税込)。ノンピート麦芽を使用し、アメリカンホワイトオークのリチャーカスクで熟成した原酒をキーに、複数の樽をヴァッティング。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.48 2024年2月号

【巻頭特集】
日本のクラフト蒸留所最前線2025
安積蒸溜所/天鏡蒸溜所/月光川蒸留所/日光街道 小山蒸溜所/碧南蒸留所/清洲桜醸造 本社蒸留所/SAKURAO DISTILLERY[特集]
【新アイリッシュ・ルネッサンス[第3弾]】
ロー&コー/チャーチ・オブ・オーク/クーリー/キルベガン
土屋守の全国ぶらり旅 ガロア的酒場歩き──第24回沖縄編
【編集長インタビュー】
ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第4回 安積蒸溜所 山口哲蔵氏
マコーネルズのジョン・ケリー氏に聞く 復活を果たした“ベルファストウイスキー”
JAL国際線機内販売でジャパニーズウイスキーの注目ボトルが続々登場
ビリー・ウォーカー氏が語るグレンアラヒー、新たな価値の創造。
アイル・オブ・ハリス蒸留所からシングルモルト第2弾が登場

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

 

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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