個性豊かな原酒たちは、ブレンダーの手でひとつとなり、唯一無二のウイスキーへと生まれ変わります。そんなブレンダーの探求と革新から生まれたのが、そのグレーン原酒のみで構成するサントリーウイスキー「知多」です。
Contents
1.メーカー
サントリースピリッツ株式会社
設立 | 1899年 |
本社所在地 | 〒135-8631 東京都港区台場2-3-3 |
所有蒸留所 | ●日本 山崎蒸溜所、白州蒸溜所、知多蒸溜所 ●スコットランド アードモア蒸留所、グレンギリー蒸留所、オーヘントッシャン蒸留所、ボウモア蒸留所、ラフロイグ蒸留所 ●アイルランド クーリー蒸留所、キルベガン蒸留所 ●アメリカ ジムビーム蒸留所、メーカーズマーク蒸留所 ●カナダ ハイラムウォーカー蒸留所、アルバータ蒸留所 |
2.蒸留所
サントリー知多蒸溜所
所在地 | 〒478-0046 愛知県知多市北浜町16番地 |
操業開始 | 1973年 |
伊勢湾に臨む知多半島・「知多蒸溜所」 サントリーグループが全農グループと共同で設立したグレーンウイスキー蒸留所で、モルトウイスキーの山崎蒸溜所や白州蒸溜所とともに、サントリーグループの3つの国内ウイスキー蒸留所のひとつです。 ここではとうもろこしを原料にしたグレーンウイスキーを支えてきました。知多蒸溜所では、連続式蒸留機によってクリーン、ミディアム、ヘビーの3タイプの世界にも類をみないグレーン原酒のつくり分けを行っています。


知多蒸溜所の詳細はこちらの記事もご覧ください。
3.商品名と写真
サントリーウイスキー知多
Suntory Whisky Chita
4.特徴
軽やかな味わい、ほのかに香る
「知多」の特徴である軽やかな味わいとほのかに甘い香りは、和食をはじめさまざまな食事との相性が良く、特にソーダで割ったハイボールがおすすめです。「サントリーウイスキー知多」の魅力はハイボールで花開きます。その名も「風香るハイボール」。確かな熟成感を残しながら、風のように軽やかな飲みごこち。清々しくやさしい香り、そしてほのかな甘みがうまみを引き立てます。その甘さや味わいから女性にも人気が高い一品です。
4-1.テイスティングノート
香り | ピュアでストレート、甘い樽香 |
味わい | 口当たりよく甘くスムース |
余韻 | 綺麗、ほのかな甘さ |
4-2.商品スペック
アルコール度数 | 43% |
酒別 | シングルグレーンウイスキー |
樽種 | – |
内容量 | 700ml |
販売本数 | – |
希望小売価格 | 4,400円(税込) |
発売日 | 2015年9月1日 |
5.受賞歴
現時点では受賞歴はありません。
6.価格
6-1.メーカー希望小売価格

商品名 | サントリーウイスキー知多 |
容量 | 700ml |
希望小売価格 | 税込:4,400円 |
6-2.メルカリでの転売価格
メルカリでの転売価格は、3,500円前後となっています。(※2022/6/15時点)
6-3.ヤフーオークション落札価格
ヤフーオークションでの落札価格は、最安1,500円、最高3,500円、平均2,225円(※2022/6/14時点より過去180日間の統計情報)
6-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon
通販サイトでは、3,500円~4,500円前後で販売されています。 (※2022/6/15時点)
6-5.BAR新海での提供価格
当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:1,320円 で提供しております。
7.まとめ
風のような軽さがあり、それでいてウイスキーらしい繊細な香りをしっかりと楽しめるのが「知多」の魅力。
グラスに注ぐと、ピュアで甘い樽香。口当たりはよくスムースな甘みがあり、ほのかに甘いきれいな余韻が残る。水割りもいいが、やはりハイボールがおすすめ。ソーダで割ることで、繊細なブレンドの妙が心地よく伝わってくるウイスキーです。
■サントリーに関するその他の記事も是非ご覧ください。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.34 2022年10月号
ウイスキー文化研究所が出版するウイスキーガロアの2022年10月号は、『日本の蒸留酒づくり最前線』世界のウイスキー市場がますます拡大を続ける中、ジンやラム、そして焼酎・泡盛にも世界が注目。今回はジャパニーズウイスキーのクラフト蒸留所、そして黒糖、泡盛、ラムの蒸留所など合計10ヵ所を紹介。SETOUCHI DISTILLERY、馬追蒸溜所は今回初公開。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

1981年7月17日 北海道北広島市出身
大学卒業後、NTTデータカスタマサービス㈱へ新卒入社。
2010年「麻布十番BAR新海」を開業 → 2016年、名物「薬膳カレー」を開発 → 2018年「虎ノ門BAR新海」、2019年には「芝大門BAR新海」を開業 → 2020年 ウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」をスタート。
「BARをやって来た自分たちだから出来る事は無いか?」と自問自答し、ウイスキーの美味しさ、楽しさ、その魅力を発信する事が、誰かの役に立ち、日本のウイスキーの発展に繋がると信じて日々取り組む。