【2023年7月2日開催】北海道 WHISKY FES 2023

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北海道 WHISKY FES 2023~「あなたの特別の一杯が、きっとみつかる」が2023年7月2日(日)に4年ぶりの開催となります。過去最多となる80を超えるブースが、無料試飲を中心に魅力的なボトルを多数用意。
オリジナルグラス付き前売りチケットは4月15日(土)から数量限定で発売中。
フェス限定のオリジナルボトルやウイスキー業界のエキスパートを講師に招いた有料のテイスティングセミナー「マスタークラス」を実施するなど魅力満点のウイスキーフェスティバルです。

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1.チケット購入方法

数量限定の特典付前売り券はローチケ、セブンイレブンなどのチケットぴあで購入できます。特典付前売券は販売が規定数に達したところで販売を終了し、入場特典・オリジナルボトル購入権のない「一般券」に販売が切り替わるようですのでお早めに。
「一般券」に切り替わるタイミングが判明次第、HPや各種SNSで案内があるようです。

・ローチケ(Lコード:12357)はこちら
・セブンイレブンなどのチケットぴあ(Pコード:649-560)はこちら

また、実行委員会店舗や販売協力店でも若干数ですが販売しているようです。詳しい店舗はこちら

2.開催概要

会場

〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西11丁目

ロイトン札幌 3F ロイトンホール

アクセス

地下鉄東西線「西11丁目駅」から徒歩3分

開催日時2023年7月2日 受付開始10時、入場開始11時~17時まで
価格前売り券 5,000円(税込)
主催北海道 WHISKY FES 実行委員会

2-1.出展ブース

北海道 WHISKY FES 過去最多となる80を超えるブースが出展予定。国内有数のウイスキー蒸溜所や酒販店や全国から有名なBARの出展、ウイスキー文化研究所も出展。
以下、出展予定のウイスキー蒸溜所を一部抜粋。

サントリーニッカウヰスキー厚岸蒸溜所嘉之助蒸溜所
ベンチャーウイスキー本坊酒造マルスウイスキーSAKURAO DISTILLERY安積蒸溜所
静岡蒸溜所長濱蒸溜所江井ヶ嶋酒造吉田電材蒸留所
新里酒造井川蒸溜所久住蒸溜所新潟亀田蒸溜所
新道蒸溜所ニセコ蒸溜所Kamui whisky紅櫻蒸溜所&馬追蒸溜所

2-2.オープンセミナー

メインステージにて参加無料のトークショーです。4部立てで非常に興味深い内容となっております。

■11:20~12:00【トークセッション 北海道の新蒸溜所 ~イマとミライ~】
北海道で話題の蒸溜所から4名(厚岸蒸溜所立崎勝幸氏、馬追蒸溜所の村田哲太郎氏、Kamui Whiskyのハビエル・ネグレテ氏、ニセコ蒸溜所の南雲真仁氏)のパネリストがウイスキー造りへの情熱とこだわりや未来像について語ります。

■12:50~13:20【ニッカウヰスキーの伝統と革新 ~創業90周年に向けて~】
2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキー。チーフブレンダーの尾崎裕美氏竹鶴シニアアンバサダーの野田浩史氏ニッカウヰスキーの歴史を紐解き、ゲストバーテンダーによる「ニッカセッション」を使用したカクテルメイキングの実演も行う。

■14:10~14:50【肴(あて)が広げるウイスキーの愉しみ SUTORY×ROYCE】
お酒といえば肴(あて)がつきもの。サントリーの佐治清三氏佐々木太一氏のプロフェッショナルな2人が日頃考えるペアリングについてわかりやすく解説。

■15:40~16:10【HOW TO TASTE!】
ボブの愛称でお馴染みのロバート・ストックウェル氏が、数々の蒸溜所で働いた経験から導き出した理想のウイスキーの味わい方を会場のみなさんと一緒にテイスティングしながら伝授。

2-3.マスタークラス

このマスタークラスは一般入場券の他に「マスタークラス入場券」の購入が必要です。
マスタークラス入場券は5月1日(月)からローソンチケットのみで販売。当日券の販売はありません。
購入はこちら
※特典付前売券ご購入の方のみ申し込み可能。

■ルームA 11:45~12:30【北海道積丹ジン 火の帆の造り方】
定員:40名
入場料:3,000円
講師:岩崎 秀威(株式会社積丹スピリッツ)
積丹スピリッツ「火の帆」シリーズのうち、「火の帆KIBOU」を構成する7種類のボタニカルスピリッツを使って、その造りの詳細を解説。

■ルームB 13:45~14:30【厚岸蒸溜所二十四節季シリーズへの想いと今後の展開】
定員:40名
入場料:3,000円
講師:立崎勝幸(堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所)
2016年に操業開始し、今年で8シーズン目を迎えた厚岸蒸溜所。二十四節季シリーズも今年8月の12番目のリリースにて折り返しまで来ました。操業当時から蒸溜所長とチーフブレンダーを兼任してきた立崎氏の原酒造りのこだわりや二十四節季シリーズへの想い、今後の展望について解説。

■ルームC 15:45~16:30【グラッパの奇才 故・ロマーノ・レヴィを訪ねて】
定員:35名
入場料:9,000円
講師:本間純也(THE BOW BAR)
2008年に逝去したグラッパの奇才ロマーノ・レヴェ氏。生前の作品である1980年代から2000年代の貴重なボトルの中から5本を厳選し、本間氏の解説を交えながらテイスティングを愉しむ。

2-4.オリジナルボトル

札幌出身の写真家、井上浩輝氏の作品集より、北海道固有の野生動物をラベルに。厳選したオリジナルボトルは「グレンマレイ」・「アードモア」の2種のウイスキーと、北海道WHISKY FES実行委員会メンバーがブレンドした「ジン」を用意。
※シリアルナンバーのついた【特典付前売券】購入者のみ申し込み可能。チケットが【一般券】の方は申し込み不可。

■オリジナルボトルの申し込み受付
4月22日(土)12:00~6月11日(日)23:59
申し込み先はこちら
販売予定数を上回る申し込みがあった場合は抽選となります。
6月15日(木)以降に当選告知と決済方法に関してのメール通知となります。

3.最後に

今年は全国各地でたくさんのウイスキーフェスティバルが開催されております。昨年は東京を中心に都心部ではいくつか開催されておりましたが、今回のような4年ぶりに開催!!なども増えてきて、ウイスキー業界がさらに盛り上がること間違いなしです。
今までウイスキーフェスティバルに行きたかったけど遠くて行く機会が無かった方にとっては大変嬉しいイベントなのではないでしょうか。是非地元で開催されるウイスキーフェスティバルに参加されてみてはいかがでしょうか。新たな発見があること間違いなしです!!

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

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この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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