【発売情報】三郎丸 THE SUN FINAL

発売情報
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三郎丸蒸留所

三郎丸蒸留所のブレンデッドウイスキー「THE SUN」のシリーズ最終作の発売が決定。製品情報や過去のレビューも併せて紹介。

三郎丸蒸留所が製造するブレンデッドは何種類かありますが、THE SUNは同蒸留所のブレンデッドウイスキーの中で、最高峰に位置するシリーズ。過去にはWWA2022でベストインターナショナル・ブレンデッドウイスキーを獲得するなど、高い評価を得ています。

そんなシリーズでFinalと題された今作、どのような味わいになっているのでしょうか?

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1.THE SUN FINAL

1-1.蒸留所コメント

三郎丸モルトと自家熟成グレーンが織り成すピーティーでアロマティックな共演。

過半を占める三郎丸モルトはバーボン樽原酒を主体に、地元樽工房で加工したミズナラヘッド樽、焙煎樽で熟成された原酒を使用し、スモーキーで厚みがありながら緻密な香味を形成しています。

グレーン原酒は12年以上熟成されたものをさらに自家熟成、力強いモルト原酒の香味をやさしく包み込み調和を生み出します。

多層な香味が組み合いながら一体となって支えあう三郎丸ブレンデッドの最高峰“THE SUN”のフィナーレをお楽しみください。 

引用:三郎丸ブレンデッド最高峰のフィナーレ“THE SUN FINAL”  (prtimes.jp)

1-2.商品スペック

アルコール度数 48%
酒別 ブレンデッドウィスキー
樽種 バーボン樽原酒、地元樽工房で加工したミズナラヘッド樽、焙煎樽
12年以上熟成されたグレーン
内容量 700ml
希望小売価格 10,780円(税込)
発売日 2024年10月19日

1-3.購入方法

9月19日(木)12:30より若鶴酒造公式オンラインショップ『私と、ALC.』より発売。日時まではサイト上に表示されませんのでご注意ください。
手に入れたい方は事前会員登録をオススメします。

【お酒の通販】私と、ALC.|富山県砺波市 若鶴酒造 お酒の総合オンラインショップ (wakatsuru.co.jp)

1-4.過去のシリーズ

【レビュー】THE SUN 2022
三郎丸蒸溜所のブレンデッドウイスキー「THE SUN 2022」。際立つスモーキーさやコクと微かな柑橘感、後から押し寄せるミズナラ樽特有の和のテイストと焙煎バーボン樽の焦げたほろ苦いテイスト。

2.三郎丸蒸留所について

三郎丸蒸留所

所在地 〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208
操業開始 1953年(2016年改修)

1952年創業の北陸で唯一の蒸留所。
戦後の米不足のなか1952年にウイスキー製造免許を取得。以来、冬は日本酒を仕込みそれ以外の期間ウイスキーを蒸留。年間200仕込み。今後は300仕込みを計画中。
操業当初からスモーキーなウイスキーにこだわりアイラピーテッド麦芽と最近では富山県産ピーテッド麦芽で仕込んでいます。 自然の風味を生かすため、冷却濾過や着色は一切していないのが特徴です。

2018年、三宅製作所の最新のマッシュタンを導入。
2019年、地元企業の老子(おいご)製作所と協業して鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を開発。
2020年、木桶の発酵槽を1基導入。

他の蒸留所との大きな違いは世界初の鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を採用。

大きな特徴は3つ。
①鋳物工法により型による成形が可能になり短納期での製造が可能。また、低コストで十分な肉厚をもたせることができ、本体の高寿命化を期待できます。
②鋳造による自由な造形により様々な酒質を実現。また、パーツごとのユニット化により消耗した部品のみの交換や機能の拡張に対応します。
③銅が約90%、錫が約8%含まれる銅錫合金によりつくられています。錫は銅の約3倍の価格で取引される高級な金属です。
錫は古来より酒の味をまろやかにするといわれており、酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。ZEMONは銅と錫の2つの効果により高品質な蒸留酒の製造に貢献します。
引用:若鶴酒造公式HP

三郎丸蒸留所の情報はこちら↓もご覧ください。

三郎丸蒸留所 | ジャパニーズウイスキーディクショナリー
Japanese Whisky Dictionary
 
この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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