バレンタインプレゼントのご参考に、コーヒー紅茶、お酒のあてにも。今回はジャパニーズウイスキーを使用したおすすめウイスキーチョコレートを紹介。
1.YOIYO 厚岸白露チョコレート&厚岸白露チョコテリーヌ
ロッテ㈱から販売されているYOIYOシリーズ。
厚岸蒸溜所のシングルモルト白露を使用したチョコレートとチョコテリーヌ。
1-1.YOIYOシングルモルト白露チョコレート
チョコのくちどけを遅くして、先にウイスキーの香りが立つように調性されており、アルコール感もあるが、厚岸らしいまろやかな味わいと優しいピート香がマッチ。
1-2.YOIYO 厚岸白露テリーヌ
テリーヌはクルミとオレンジ果汁を入れることで厚岸白露から感じられる要素をチョコレートにも織り込むことでお互いに引き立てあう味わいです。
引用:YOIYO公式
2.YOIYO 安積蒸溜所
YOIYO専用に厳選したバーボンバレルノンピートのシングルモルト安積を使用したチョコレート。
2-1.YOIYO安積チョコレート
安積原酒の優しい柑橘の香りと甘みがチョコレートとまじりあう。紅茶などと合わせてもおいしい一品。
2-2.YOIYO安積酒ガナッシュ
一般的なガナッシュや生チョコで使われる生クリームは一切使用せず、できる限りウイスキーをたっぷりと使い、やわらかな酒ガナッシュ。
引用:YOIYO公式
3.ロイズ 碧Aoの肴(あて)&ウイスキーの肴(あて)
生チョコで有名な北海道のロイズからサントリーAoとのコラボレーション商品。
コチラはウイスキーは含まれていないものの、Aoと一緒に飲むことでマリアージュを体験できます。
3-1.生チョコレート[碧Aoの肴(あて)forロック]
生チョコレートの持つ豊かなミルク感がAoをロックで味わったときに感じるバーボン由来のバニラ香にマッチ、チョコの甘さとAoの甘さが口の中でひとつにとけ合うホワイトチョコレート。
3-2.生チョコレート[碧Aoの肴(あて)forハイボール]
生チョコレートの絹のような舌ざわりとハイボールの口あたりがよく合う。ビターで繊細な味わいが、碧Ao本来の複雑な味わいを引き出している。ほのかなスモーキーさとともに心地よく口に残る余韻が魅力。
是非Aoとご一緒にお楽しみください。
3-3.ウイスキーの肴(あて)
【ウイスキーの最高のパートナーになるチョコレートを】をコンセプトに4つのチョコレートアソート。 フルーティで力強いカカオ感の[カカオ62%]、ベリーとピスタチオの濃厚な味わいの[ラズベリーピスタチオ]、カリカリとした食感とほろ苦さが広がる[カカオニブ]、ナッツの旨みと黒糖のコクのある味わいを組み合わせた[黒糖マカダミア]の4種類セット。
4.あかし生チョコレート
ジャパニーズウイスキー(あかし)を使用した生チョコレート。シェリー樽、バーボン樽で貯蔵したモルトウイスキーを使用。それぞれの樽の個性が奏でる味わいと生チョコレートをお楽しみください。
5.THE NIKKA BARオリジナルチョコレート
北海道すすきのにある【THE NIKKA BAR】にてチャームとして提供される[竹鶴ピュアモルト]を使用したチョコレート&人気のクラシックガトーショコラ
5-1.竹鶴ピュアモルトチョコレート
ウイスキーも惜しまずに使用することで香り、味わい共にしっかりと竹鶴を感じることが出来るチョコレート。チャームとして長年愛される味わいです。
5-2.竹鶴ピュアモルト クラシックガトーショコラ
焼き上がったガトーショコラに竹鶴ピュアモルトを追いがけすることでガトーショコラなのにしっかりウイスキーが香る一品です。
6.最後に
ウイスキーチョコレートといえばクラシックなウイスキーボンボンが主流でしたが、近年では蒸留所の個性に合わせ、テリーヌやガトーショコラ、生チョコレートなど等様々なスタイルで提供されています。
大手だけではなく、小規模生産のウイスキー蒸留所も原酒を提供しておいしいものがたくさん出来上がっています。バレンタインだけではなく、コーヒー、紅茶やお酒のあてにもぜひお楽しみください。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号
【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー
【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス
【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。
【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。
【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。