ここ数年で世界的人気となったジャパニーズウイスキー。「山崎」や「白州」、「響」、「竹鶴」、「余市」、「宮城峡」などの昔から有名なウイスキーは、原酒不足で生産量が激減し、日本国内でも定価よりも高値で流通しているのが現状です。また、世界中の多くのウイスキーファンも熱狂し、世界では定価の何倍もの価格で流通しています。
そんな、ジャパニーズウイスキーを「知りたい!」「飲んでみたい!」という、まずはジャパニーズウイスキー初心者向けに、『【高価格帯10,000円以上】ジャパニーズウイスキーおすすめ10選』と題しまして、当サイト「Japanese Whisky Dictionary」がおすすめする10,000円以上で購入できるおすすめのジャパニーズウイスキーを紹介いたします。
- 1.ジャパニーズウイスキーとは?
- 2.【高価格帯10,000円以上】の選定基準
- 3.高価格帯ジャパニーズウイスキーおすすめ10選
- 1位.厚岸シングルモルトウイスキー芒種(定価16,500円 販売価格53,780円)
- 2位.イチローズモルトダブルディスティラリーズ(定価6,600円 販売価格14,000円)
- 3位.竹鶴ピュアモルト17年(旧ラベル)(定価7,700円 販売価格37,000円)
- 4位.シングルモルト駒ヶ岳2021エディション(定価8,360円 販売価格12,540円)
- 5位.シングルモルト山崎12年(定価9,350円 販売価格22,000円)
- 6位.シングルモルト白州12年(定価9,350円 販売価格24,000円)
- 7位.シングルモルト静岡プロローグK(定価8,943円 販売価格20,500円)
- 8位.シングルモルト嘉之助2021ファーストエディション(定価13,750円 販売価格29,800円)
- 9位.シングルモルト津貫ピーテッド(定価9,680円 販売価格14,800)
- 10位.響JAPANESE HARMONY(定価5,500円 販売価格10,659円)
- 4.最後に
1.ジャパニーズウイスキーとは?
普段、あまり気にせず使っている「ジャパニーズウイスキー」という言葉ですが、実は今年2021年2月16日に日本洋酒酒造組合が「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」を自主基準として制定しました。まずは、この基準について簡単に説明します。
1-1.ジャパニーズウイスキーの自主基準について
「ジャパニーズウイスキー」の基準をクリアする条件として、下記の①~④を満たす必要があります。
①原材料
原材料は、麦芽、穀類、日本国内で採水された水に限ること。なお、麦芽は必ず使用しなければならない。
②製造
糖化、発酵、蒸留は、日本国内の蒸留所で行うこと。なお、蒸留の際の留出時のアルコール分は95度未満とする。
③貯蔵
内容量700リットル以下の木製樽に詰め、当該詰めた日の翌日から起算して3年以上日本国内において貯蔵すること。
④瓶詰
日本国内において容器詰めし、充填時のアルコール分は40度以上であること。
2.【高価格帯10,000円以上】の選定基準
基準(1)10,000円(税込)以上で買えること
オンラインショップ等で、税込10,000円以上で購入可能なウイスキーである事。
基準(2)日本の原酒を使用していること
日本で蒸留、貯蔵された原酒を使用している事。
※海外からの輸入原酒がブレンドされているのもはNG。
基準(3)表記が明確で消費者の混乱を招かないこと
海外からの輸入原酒をブレンドしている場合は、消費者がその商品をジャパニーズウイスキーだと勘違いしないよう、商品のラベル等でその旨が明示されている事。
3.高価格帯ジャパニーズウイスキーおすすめ10選
それでは、当サイト「Japanese Whisky Dictionary」がおすすめする、10,000円以上で買えるおすすめのジャパニーズウイスキー10選を紹介いたします!
1位.厚岸シングルモルトウイスキー芒種(定価16,500円 販売価格53,780円)
我々が自信をもっておすすめする、高価格帯堂々の第1位は北海道 厚岸蒸溜所から
「厚岸シングルモルトウイスキー芒種」です。
厚岸蒸溜所の「二十四節気シリーズ」の第3弾は、キーモルトにミズナラ樽ピーテッド原酒を使用。「芒種」とは「稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期」として、毎年6月5日頃を指します。芒種に厚岸の湿地帯を飛び交うヘイケボタルをあしらった、可愛らしさ、儚さを感じるラベルがオシャレです。
スモーキーさ、柑橘、樽由来の甘い香りが混ざり、穏やかに香ります。粘度を感じるクリーミーで柔らかな口当たりはアルコール度数を感じさせず、柑橘のほろ苦さとシュガーシロップのようなコクのある甘さ、ピーティさが口に広がります。余韻は潮のような塩味とピート、柑橘が心地よく抜けていきます。若い原酒の嫌な感じは全くなく、香りから余韻までが非常に高い完成度。思わず次の一口、と無意識に進んでしまいます。少量加水すると若さはストレート以上に消え、甘みが増します。ソーダ割でも、しっかりとしたコクの甘みが存在感を放ちます。
現在、通販サイトでは3倍近い値段で取引されることも。また、酒屋を巡っていたらたまたま購入できたという方も見かけます。探してみてはいかがでしょうか?
当店「BAR新海」でも、芒種のほか二十四節気シリーズを取り揃えております。どれも1度は必ず飲んでほしいウイスキーですので、是非飲み比べてみてください。
商品名 | 厚岸シングルモルトウイスキー芒種 |
販売価格 | 定価16,500円 販売価格53,780円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 55% |
酒別・構成 | シングルモルトウイスキー |
製造場所 | 堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「厚岸シングルモルトウイスキー芒種」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
2位.イチローズモルトダブルディスティラリーズ(定価6,600円 販売価格14,000円)
第2位は「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」です。
高価格帯でもやはり選ばせていただきました、イチローズモルト!「ダブルディスティラリーズ」は、2000年に閉鎖した羽生蒸留所の原酒と2008年に設立した秩父蒸溜所の原酒をブレンドしています。羽生蒸留所はすでに閉鎖してしまった蒸留所なので、現存する原酒がなくなってしまうと販売がなくなってしまうかも?
羽生蒸留所のモルト原酒はパンチョン樽を主体に「シェリー樽」、秩父蒸溜所のモルト原酒は「ミズナラ樽」を使用し、ノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングされています。黄金色がラベルの緑の葉とよく合います。
香りははちみつのような甘い香り奥にビャクダンのような香りが潜みます。滑らかな口当たりから、桃やレーズンを思わせる甘み、ミズナラ樽由来のスパイシーさが広がります。余韻はスパイシーでスモーキーが心地よい。
販売価格は2倍近くまで上がってしまっていますが、決して手が出せない値段にはなっていません。原酒がなくなる前に手に入れたい一本です。
商品名 | イチローズモルトダブルディスティラリーズ |
販売価格 | 定価6,600円 販売価格14,000円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
酒別・構成 |
ブレンデッドモルトウイスキー |
製造場所 | 株式会社ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「イチローズモルトダブルディスティラリーズ」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
3位.竹鶴ピュアモルト17年(旧ラベル)(定価7,700円 販売価格37,000円)
3位は、ニッカウヰスキーから「竹鶴ピュアモルト17年」です。
数多くの賞を受賞した竹鶴の17年。余市と宮城峡のモルトを佐久間正氏のブレンド技術を遺憾なく発揮しブレンドされています。
バニラやオークウッディ、スモーキーな香り。まろやかな口当たりの中にも、凛としたボディ感。麦芽由来の穀物的なコクと、樽由来の円熟した甘さ、フルーツ感が強い印象があります。まるで余市と宮城峡が個性を主張し合っているよう。余韻は爽やかですっきり、柔らかくピートが残ります。
中価格帯でもお話しましたが、ノンヴィンテージの竹鶴旧ボトルを含め、年代物の竹鶴は終売になっています。定価は7,700円と、17年熟成のウイスキーにしては破格のお値段でしたが、現在は終売に伴い、30,000円近い価格になっています。ミニボトルの販売もされているようなので、そちらをお試しいただくか、BAR等の飲食店でお試しいただければと思います。
商品名 | 竹鶴ピュアモルト17年 |
販売価格 | 定価7,700円 販売価格37,000円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
酒別・構成 |
ピュアモルトウイスキー |
製造場所 | ニッカウヰスキー株式会社 余市蒸溜所 宮城峡蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「竹鶴ピュアモルト17年」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
4位.シングルモルト駒ヶ岳2021エディション(定価8,360円 販売価格12,540円)
4位は本坊酒造より「シングルモルト駒ヶ岳2021エディション」です。
2018年から毎年リリースされてきた駒ヶ岳リミテッドエディションですが、2021年は生産数が50,000本と非常に多く、そのためか「リミテッド」という文言はなくなっています。
バーボンバレルとシェリー樽で熟成したモルト原酒を主体にヴァッティング。柿やリンゴ、プラムの果物の香りと樽香、わずかなスモーキーフレーバーがあります。少々重めのミディアムボディと、リンゴ、柿などの果物、メープルシロップのような甘みと、ほんのり感じるスモーキーが特徴です。余韻はシェリー樽特有の芳醇は香りと、メープルシロップの甘みとカカオのコクが続きます。
酒屋などの販売店ではすでに品切れになっていますが、Amazonなどの通販サイトでは定価よりやや高い価格で販売されています。また、酒屋を巡って定価で入手できたという話も聞きますので、探してみてはいかかでしょうか?
商品名 | シングルモルト駒ヶ岳2021エディション |
販売価格 | 定価8,360円 販売価格12,540円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 48% |
酒別・構成 |
シングルモルトウイスキー |
製造場所 | 本坊酒造株式会社 マルス信州蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「シングルモルト駒ヶ岳2021エディション」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
5位.シングルモルト山崎12年(定価9,350円 販売価格22,000円)
お待たせいたしました、5位にサントリーより「シングルモルト山崎12年」です。
今や日本を代表するウイスキー、山崎の12年熟成です。山崎の四季を重ねて12年を超えた秘蔵モルト樽の中から生(き)で味わうにふさわしい円熟モルトを吟味・厳選。熟成樽には「パンチョン樽」「シェリー樽」「ミズナラ樽」を使用しています。
繊細で上品、そんなイメージを与えてくれる一本です。はちみつのような甘い香り、ピート香、樽の香り。異なる香りが幾重にも重なり、複雑で繊細、深みのある香りを楽しめます。ビターチョコレートのような深みのある甘みと、ミズナラ樽特有のウッディでスパイシーな味わい。12年熟成を感じるどっしりとした重みがあります。果実を連想させる甘い余韻が長く力強く続き、さながら山崎12年の存在感をアピールしているかのよう。
ストレート、ロック、ソーダ割り等、どのような飲み方でも間違いなく美味しくいただける一本になっています。
現在ではかなりの品薄になっており、なかなかお目にかかることができません。稀に酒屋等での取り扱いもあるようですが・・・。通販サイトでもかなりの高値で取引されていますが、世界を魅了し続ける山崎12年、まだの方は是非、飲んでみてください。
商品名 | シングルモルト山崎12年 |
販売価格 | 定価9,350円 販売価格22,000円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
酒別・構成 |
シングルモルトウイスキー |
製造場所 | サントリースピリッツ株式会社 山崎蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「シングルモルト山崎12」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
6位.シングルモルト白州12年(定価9,350円 販売価格24,000円)
山崎に引き続き、6位もサントリーより「シングルモルト白州12年」です。
中価格帯でご紹介させていただきました白州の12年熟成。「森の蒸留所」と言われる、山崎蒸溜所とは違った個性を持つ白州蒸溜所で育んだ12年以上熟成されたモルト原酒をヴァッティングしています。
ノンヴィンテージ同様、まるで森林浴に誘われたかのような、「森」と形容できるほどのウッディさ、柑橘や若葉の爽やかさは健在。12年熟成をしっかり感じるわずかなスモーキーさと、柔らかな口当たり。豊満さを感じる甘みと、スッキリした爽やかさが特徴す。ストレートはもちろん、ロック、ソーダ割りの相性も抜群です。
白州12年は原酒不足により2018年6月に休売になっています。2021年の3月末に数量限定で販売がされましたが、売り切れまでに時間はかかりませんでした。通販サイト等では現在、3倍近い値段で取引されています。山崎同様、白州12年もその知名度からか、バー以外の飲食店で提供していることがあります。見かけたら是非、お試しください。
商品名 | シングルモルト白州12年 |
販売価格 | 定価9,350円 販売価格24,000円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
酒別・構成 |
シングルモルトウイスキー |
製造場所 | サントリースピリッツ株式会社 白州蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「シングルモルト白州12年」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
7位.シングルモルト静岡プロローグK(定価8,943円 販売価格20,500円)
7位はガイアフロー静岡蒸溜所より、「シングルモルト静岡プロローグK」です。
今は無き軽井沢蒸留所をオークションで落札したガイアフローディスティリング株式会社。軽井沢蒸留所内の使用可能な機材を修繕、改修。蒸留器3号機は「蒸留器K」として蘇ります。その記念すべき最初のウイスキーです。
日本産大麦麦芽を50%超使用し、英国産やカナダ産の麦芽を原料とした原酒をヴァッティング。香りは和柑橘の爽やかさと穀物の甘みを感じますが、セメダイン臭をはじめとしたややドライな香りが立ちます。飲み口は度数相応の力強さを感じ、バーボン樽由来の甘みがピートやほろ苦さを連れてきます。余韻は程よい甘みとピート感がすっと消えていきます。樽感とピートがうまく若さを隠している、そんな印象を受けました。
ファーストリリース、本当に3年熟成なのかと疑ってしまうようなクオリティ。加水することでさらに甘みが引き立ちます。絶妙なバランスの一本で、ソーダ、ロックでも美味しくいただけること間違いなしです。
オークションサイト等では20,000円超え、Amazon等の通販サイトでは60,000円を超える驚きの価格。入手は困難になっています。当店「BAR新海」でもお取り扱いしておりますので、蘇った「蒸留器K」の真価。ぜひお試しください。
商品名 | シングルモルト静岡プロローグK |
販売価格 | 定価8,943円 販売価格20,500円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 55.5% |
酒別・構成 | シングルモルトウイスキー |
製造場所 | ガイアフローディスティリング株式 ガイアフロー静岡蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「シングルモルト静岡プロローグK」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
8位.シングルモルト嘉之助2021ファーストエディション(定価13,750円 販売価格29,800円)
8位は小正酒造より、「シングルモルト嘉之助2021ファーストエディション」です。
ノンピート麦芽を使用し、樽熟成米焼酎「 メローコヅル」で使用したアメリカンホワイトオークリチャーカスクで熟成した原酒をキーに、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリング。嘉之助蒸溜所初のシングルモルトウイスキーです。
3年熟成にしては、色合いは濃い琥珀色。香りはツンとした若さがやや目立ちます。みかん、オレンジのようなフレッシュな甘い香り、チョコの甘苦さ、樽のスパイシーな香りが押し寄せます。味の特筆すべきはその独特の甘み。米焼酎由来のでしょうか、メローコヅルが前面に出てきます。若い原酒をベテランのメローコヅルが支えている、そんな印象です。
通販サイト等での販売価格は定価の約2倍になっており、購入するか少々悩む値段です。また、小正酒造では米焼酎をベーススピリッツにしたジン3種を販売しており、こちらも非常に完成度の高いボトルになっています。小正酒造の米焼酎もあわせてお楽しみください。
商品名 | シングルモルト嘉之助2021ファーストエディション |
販売価格 | 定価13,750円 販売価格29,800円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 58% |
酒別・構成 | シングルモルトウイスキー |
製造場所 | 小正酒造 嘉之助蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「シングルモルト嘉之助2021ファーストエディション」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
9位.シングルモルト津貫ピーテッド(定価9,680円 販売価格14,800)
第9位に、本坊酒造から「シングルモルト津貫ピーテッド」です。
本土最南端に位置するマルス津貫蒸溜所のシングルモルト第2弾。ピート由来のスモーキーな香りと味わいが特徴になっています。バーボンバレルで熟成されたピーテッドモルト原酒を主体にヴァッティング。
名の通りスモーキーでウッディな香り立ち。その奥に焦げた樽、エステリーな香りが読み取れます。口当たりは柔らかくスムーズ。バーボン、麦芽の甘みとスモーキー。柔らかく落ち着いたスモーキーな余韻が残ります。
ピートの主張はあまり強くなく、アイラのようなピーティーさはありません。アルコール度数の割りに力強さを感じず、柔らかい口絵当たりが優しい一本。
通販サイトではやや低下に近い値段で取引されているため、購入しやすくなっています。本坊酒造では、クラフトジン「和美人」の他、信州蒸溜所やマルス山梨ワイナリー等様々なジャンルの強みがあり、ウイスキーはもちろん、ジンやワインなども今後も目を離せません。
商品名 | シングルモルト津貫ピーテッド |
販売価格 | 定価9,680円 販売価格14,800 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 50% |
酒別・構成 | シングルモルトウイスキー |
製造場所 |
本坊酒造 マルス津貫蒸溜所 |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「シングルモルト津貫ピーテッド」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
10位.響JAPANESE HARMONY(定価5,500円 販売価格10,659円)
高価格帯ラスト、第10位は「響 JAPANESE HARMONY」です!
「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」をコンセプトに、「響」らしい品格を持ちながらも、多彩な原酒のハーモニーによる華やかで洗練された飲みやすい味わいを実現しています。二十四節気を表した24面カットのボトルデザイン、「響」の文字を墨文字で施された生成りの越前和紙ラベルは、ジャパニーズウイスキーとしての洗練された世界観を表現しています。
山崎蒸溜所と白州蒸溜所のモルト原酒、知多蒸溜所のグレーン原酒をブレンド。軽やかな香り立ち。ウッディと樽香、果実感。口当たりも軽やかで、若干の若さを感じますが、はちみつのような甘みとほのかに感じる柑橘の甘さ、そしてウッディネス。繊細で優しく、ほのかに感じるミズナラの余韻が続きます。
非常にマイルドでまさに万人受けの響JH。飲みやすくそれでいてコクがある。特に初心者の方には絶対に飲んでほしい一本です。
ここ最近のジャパニーズウイスキーの価格上昇に漏れず年々価格が上昇しており、今現在は定価の倍以上の値段に。しかし酒屋などでほぼ定価で購入できたという話を聞きますので、探してみると良い出会いがあるかもしれませんね。
商品名 | 響 JAPANESE HARMONY |
販売価格 | 定価5,500円 販売価格10,659円 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
酒別・構成 | ブレンデッドウイスキー |
製造場所 | |
自主基準 | ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品です |
「響 JAPANESE HARMONY」の詳しい情報は是非こちらもご覧ください。
4.最後に
「【高価格10,000円以上で買える】ジャパニーズウイスキーおすすめ10選」、最後までお読み頂きありがとうございます。
酒屋さんに行くと、スコッチ、バーボン、アイリッシュに並び、ジャパニーズウイスキーコーナーができ、たくさんのジャパニーズウイスキーが陳列されるようになりました。「角瓶」や「ブラックニッカ」などのメジャーな商品だけでなく、初めて見かける商品があったりと、最近では各メーカーからの新商品の発売が非常に増えています。
ただし、その中には、当サイトとしておすすめできる基準を満たさないウイスキーも多く陳列されています。「話題のジャパニーズウイスキーを知りたい、飲んでみたいけど、何から飲んだら良いのかわからない。」なんて思っている方に、今回紹介させて頂いた”ジャパニーズウイスキーおすすめ10選”がジャパニーズウイスキー購入時の参考にして頂けたらと幸いです。
当サイトの”ジャパニーズウイスキーおすすめ10選”は、「低価格帯」、「中価格帯」、「高価格帯」の3つのレンジに分けて紹介しております。他のレンジの記事も是非ご覧ください。