【2024年12月7日,8日開催】ウイスキーフェスティバル2024 in 東京

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今年も例年通り12月に開催決定!ウイスキーフェスティバル2024 in 東京。開催概要や現時点での出展企業等を紹介。

暦の上では秋となりましたが、まだまだ夏の温度が続きます。そんな中、冬に開催されるアツいイベントの情報が解禁されました。筆者もコロナ以降は毎年参加させていただいております。

年末のウイスキーイベントの締めといえばこのウイスキーフェスティバル in Tokyo。今年は8月現在で、すでに91ブースの出展が決まっており、今年初めて出展する蒸溜所もあります。

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1.開催概要

会場 〒169-0072 東京都新宿区大久保 3-8-2 住友不動産新宿ガーデンタワー
ベルサール高田馬場 イベントホール
アクセス 高田馬場駅から徒歩5分
開催日時

【各部1,200名限定】
●2024年12月7日(土)
<第1部>10:00-13:30 <第2部>14:30-18:00
●2024年12月8日(日)
<第3部>10:00-13:30 <第4部>14:30-18:00

価格 前売りチケット 5,000円(税込) 各部 1,200名の合計4,800名限定
主催 株式会社ウイスキー文化研究所

2.現在の出展決定企業

明石酒類醸造 海峡蒸溜所/赤屋根製造所/安積蒸溜所/アサヒビール株式会社/株式会社ePower/井川蒸溜所/ウイスキー・チェイサーズ/株式会社ウィスク・イー/江井ヶ嶋蒸留所/有限会社エィコーン/叡醂酒造株式会社/エシカル・スピリッツ/MHD モエ ヘネシー ディアジオ/オーシャン貿易株式会社・SCAPEGRACE/お酒の美術館/尾鈴山蒸留所/月光川蒸留所株式会社/嘉之助蒸溜所/Kamui Whisky株式会社/CAMPARI JAPAN株式会社/木内酒造八郷蒸留所/黄桜 丹波蒸溜所/株式会社キムラ/キリンビール株式会社/KING’s BARREL/久住蒸溜所/Ken’s Choice Japan合同会社/堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所/神戸蒸溜所/株式会社コートーコーポレーション/国分グループ本社株式会社/小牧醸造株式会社/コルドンヴェール株式会社/COMPASS BOX WHISKY/株式会社サイズ/サクラオブルワリーアンドディスティラリー/三郎丸蒸留所/サントリー株式会社/三陽物産株式会社/Shelbourne Liquor/株式会社篠崎/株式会社ジャパンインポートシステム/株式会社シングルキャスクジャパン・有限会社麻屋商店/ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ株式会社/株式会社スマイル/株式会社スリーアローズ/スリーリバーズ/Diageo Japan/TL Pearce蒸溜所/天星酒造 菱田蒸溜所/東京クラフトリキュール・秩父令和商会/都光・コーヴァル/TORABHAIG蒸溜所/長浜浪漫ビール株式会社 長濱蒸溜所/南島酒販株式会社/新潟亀田蒸溜所/西酒造株式会社 御岳蒸留所/株式会社ニセコ蒸溜所/日光街道 小山蒸溜所/日本酒類販売株式会社/Highlander Inn/バカルディジャパン株式会社/飛騨高山蒸溜所/株式会社Big Picture International/火の神蒸溜所/The Factory Spirits/福島県南酒販株式会社/藤桂京伊株式会社/富士北麓蒸留所/ブラウンフォーマンジャパン株式会社/フロンティア物産株式会社/ヘリオス酒造株式会社/株式会社ベルーナ/株式会社ベンチャーウイスキー/ventura spirits/ボニリジャパン株式会社/本坊酒造株式会社/株式会社都商会/ミリオン商事株式会社/株式会社明治屋/養父蒸溜所/株式会社山鹿蒸溜所/yumarrest/遊佐蒸溜所/横浜君嶋屋/横浜燻製工房株式会社/RUDDER LTD.・THE ULTIMATE SPIRITS/リードオフジャパン株式会社/リカーズハセガワ本店/リカーマウンテン・ウイスキーメッセ/六甲山蒸溜所

引用:全てのウイスキーファンに向けた国内最大級のウイスキー大規模試飲イベント「ウイスキーフェスティバル2024 in 東京」開催決定! | 株式会社ウイスキー文化研究所のプレスリリース (prtimes.jp)

 今回筆者が注目のクラフト蒸溜所は

  • 本坊酒造グループの薩摩酒造が手掛け、モルトウイスキーだけでなく、グレーンウイスキーも蒸留し、日本でも稀有なクーパレッジまでをも備える、鹿児島の火の神蒸留所
  • 日本酒を醸している酒蔵ならではの発酵技術を用いて、100%清酒酵母で吟醸香を醸すモルトウイスキーを作る、栃木県の日光街道 小山蒸溜所
  • 先日クラウドファウンディングを開始し、ブランデー蒸溜機『アランビック・シャラント』(単式蒸溜器)で、ウイスキーの蒸留も行う兵庫県の神戸蒸溜所
  • 監修に元ニッカウイスキー技術開発センター所長の細井氏、農学博士・ワイン醸造技術管理士の清水氏を迎え、生物工学を取り入れ、醪造りや熟成を行う、兵庫県の養父蒸溜所
  • 屋久島が森林生態系保護地域となった、1985年よりも以前に伐採された屋久杉でつくられた樽での熟成を行う、まさに唯一無二の鹿児島県の小牧蒸溜所

いずれも初出展、もしくは初めてニューボーンが出展の内容に入る可能性のある企業です。

3.テイスティングセミナー&トークセッション

ウイスキーフェスティバルの目玉のひとつであるテイスティングセミナー。有料ではありますが、ファンにはたまらない価値のある内容で、毎年完売しています。

昨年も豪華なセミナーでしたが、今年はなんと8コマ!
日本のウイスキー業界を牽引するブレンダーや、海外からも豪華な講師陣を迎え、開催されるようです。

トークセッションは出展企業ブースのある会場内のメインステージにて開催、で無料でお話を聞けるイベントです。こちらもテーマを決めて、参加蒸留所の中からお話を伺う形式で行われる人気イベントです。

セミナー&セッション詳細が発表されましたら追ってご紹介させていただきたいと思います。

4.フェス限定ボトル

毎年抽選が行われるフェス限定ボトル抽選販売も魅力です。

昨年は限定5種類のボトルの内、4本がジャパニーズウイスキーでした。今年のボトルもどの蒸留所から提供されるのか楽しみに続報を待ちたいと思います!

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.45 2024年8月号

ジャパニーズクラフトの開拓者たち[第1回]秩父蒸溜所 肥土伊知郎
現在のクラフトウイスキームーブメントの礎を築いた“ジャパニーズクラフトの開拓者たち”に編集長・土屋守がロングインタビューを実施<編集長インタビュー>
◆ウイスキーコニサークラブ国内蒸留所ツアー第3弾 井川蒸溜所
◆琵琶湖ウイスキークルーズ2024
◆ウイスキー検定合格者限定ツアー第10弾 三郎丸蒸留所/T&T TOYAMA
◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2024 受賞結果

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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